マイクロサテライトについてもう1回
ゲノムの中に存在する1~数塩基の繰り返し配列であるマイクロサテライト
ゲノム:ある生物種がもつDNA塩基配列の最小総量 通常は1配偶子中に存在する1セットの総塩基配列情報
DNA:長いひも状の化学物質に含まれる、生物の全遺伝情報のこと。ヒトのDNAは1本につながっておらず、染色体にわかれて存在し細胞の中に存在する
染色体:全ゲノムDNAとタンパクに凝集されたもの。遺伝子の担体
担体:生物体で、種々の物質と結合し輸送する物質
塩基:ヌクレオチド単位を構成する要素でプリン族とピリミジン族に分けられる 塩基の配列が遺伝暗号となる
ヌクレオチド:糖、塩基、リン酸の3要素で構成される単位
リンチ症候群の大腸癌の90%以上に高頻度マイクロサテライト不安定性MSI-Hを認められる。ミスマッチ修復機構に異常がある腫瘍細胞では、ゲノムの中に存在する1~数塩基の繰り返し配列であるマイクロサテライトが正常細胞とは異なる反復回数を示すことがある。(マイクロサテライト不安定性)
MSH-6遺伝子に生殖細胞系列変異があるリンチ症候群はMSI-Hを示さないことが多い。
今日は引っ越しの準備があるのでこのへんで今日は終わり。
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