無想
世界中の国の人と愛とカネが入り乱れて
いつか混ざり合えるの♪
井上陽水の『最後のニュース』の一節である。
知人がパソコンの使い方を教えるため
アフリカに行くと聞いた。
青年海外協力隊として遠きかの地に赴くらしい。
ただただ彼の決断に敬意を払うのみである。
多分彼の中で様々な思いや憂い
葛藤と情熱が混ざり合っての結論だったのだろう。
いつか機会があれば
その源泉を是非お伺いしたいものだ。
先日たまたま「ガイアの夜明け」で
海外に進出する企業の話を知った。
大阪のSという会社がアフリカのウガンダに
アルコール消毒液を普及させようというのだ。
現地の責任者が30才の男性で
彼は青年海外協力隊の経験者だった。
ウガンダでは不衛生な環境での感染症で
5歳まで生きられない子どもが多数いるという。
今年5月
地元で採れるサトウキビを原料に
日本の5分の1のコストで
アルコール消毒液を生産する工場が
稼動するそうだ。
大阪の会社社長と
ウガンダに住む日本人青年の思いが混ざりあい
実を結ぼうとしている。
自分もなにかできることはないのだろうか?
今日は朝飯の納豆を混ぜながら
ぼんやりそんなことを考えていた。
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