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BMO第12回にニックフィットで参加した記録

こんばんは。今回、夏の一大イベントであるBMOレガシー第12回に参加してきたので、色々忘れないうちに記録を残しておこうと思います。

①参戦したデッキリスト

[PLANESWALKERS]
2 時を超えた英雄、ミンスクとブー
1 飢餓の潮流、グリスト

[CREATURES]
3 ウィザーブルームの初学者
1 ゲトの裏切り者、カリタス
1 ドライアドの東屋
4 忍耐
4 悲嘆
3 老練の探険者
1 長老ガーガロス

[SORCERIES]
4 死に至る醸造
4 煙霧の連鎖
4 緑の太陽の頂点
4 陰謀団式療法

[ENCHANTMENTS]
2 森の知恵

[LANDS]
2 Bayou
1 Taiga
1 カラカス
2 不毛の大地
1 冠雪の森
1 冠雪の沼
1 山
4 新緑の地下墓地
2 森
3 樹木茂る山麓
2 沼
2 耐え抜くもの、母聖樹

[SIDEBOARD]
1 溜め込み屋のアウフ
3 破滅的な行為
3 精神壊しの罠
3 紅蓮破
4 虚空の力線
1 逆説の領域

いつものスモッグニックフィットの要素に、ミンスクとブー、森の知恵を入れた形です。また、メインはスモッグ押し付けムーヴが強くやれるように煙霧の連鎖4枚としました。これにより、森の知恵もあるため、初手の基本はスモッグを狙う手札になりやすく、マリガン率も低くなりました。最後まで悩んだのが土地構成で、基本地形、フェッチランド、デュアラン以外はカラカス、母聖樹、不毛としましたが、ロークスワイン城や魂の洞窟、ヴォルラスの要塞なども選択肢として試しました。各枚数についても、ミンスクとブーがカラカスに弱いためカラカスを割れるカードは3~4枚程度は必要と思い、最初試した母聖樹3枚構成などは感触も良かったのですが、そもそも紙で母聖樹3枚目を持ってなかったことと、moで回してるときに不毛がウルザサーガデッキ等にかなり使いやすかったのもあり、不毛2枚に母聖樹2枚と散らした感じにしました。カラカスも大型大会では当たる可能性の高いスニークショー等に一矢報いるために入れることにしました。振り返ってみても選択としてはあまり間違ってなかったかなと思います。

②戦績(自分のメモから抜粋)

一回戦デッドガイエイル2-0勝ち
一戦目は相手が土地事故でまごついてる間に殴り適当なタイミングで老練サクッて盤面有利にして勝ち。
二戦目は未練ある魂トークン8体対忍耐2体悲嘆1体と言う膠着の構図になり。途中で悲嘆が十手を落としたのが滅茶苦茶影響大きく、お互いに殴るに殴れずドローゴー。しびれを切らして相手が闇の腹心2体展開したところ、相手がボブ死。
一戦目も二戦目も石鍛冶が見えず、相手の方がついてなかった印象。

二回戦エムラブリーチ2-0勝ち
一戦目は相手がチャリス三玉と動いたがそれ以降が続かず、もたついてる間にミンスクブー着地。返しのターンで裂け目の突破からエムラ出されてブー以外吹き飛ぶも、ブーが最後まで殴りきり。
二戦目は早くに鏡割り2枚並んでピンチになるもギリギリスモッグコンボが間に合った。

三回戦赤単プリズン0-2負け
一戦目、二戦目ともに相手ラブルスタートでライフを一気に詰められ、ハンデスのうえ初学者出したのだが、除去を引かれてて負け。特に二戦目の死亡退場トップは強かった。
一戦目の反省として、相手土地4マナ出る状態フルタップハンド1枚で初学者通したのだが、その後に悲嘆を想起で打たなかったことが悔やまれる。結局その次のターン山引かれ激情素出しで負けた。スモッグ決めるなら手札は早めに使いきる思考が足りてなかった。

四回戦8cast1-2勝ち
一戦目チャリス2が超えられず負けたが、
二戦目三戦目とチャリス2をディードや母聖樹で吹き飛ばしてスモッグコンボ。死に至る醸造でディード回収など醸造も輝いてたが、チャリス2に引っ掛かるため枚数は要検討とは感じた。

五回戦ヨーリオンアルーレン0-2負け
一戦目壮絶にグダッてウーロ4回くらい脱出されライフレース的に滅茶苦茶になったがカラカスも引き盤面手札的にはこちら有利かな?くらいの感じで進むも、スモッグ揃わず結局アルーレンコンボ始まって負け。
二戦目焦って1ターン目療法はアルーレン指定しないわ序盤のコアトルに紅蓮破打つわで失敗を重ね、初学者出して次のターンスモッグ打てる状態になった返しのターンでアルーレンからウーロハーピー。
一戦目で時間かけすぎた(二戦目の開始時で残り10分アナウンス鳴ってた)のもあるが、焦った時にプレイや思考が極端に雑になってるのを見返しても実感。そういうときは所謂「手なり」のプレイの精度が重要になると思われ、経験値をもう少し積まなければ、と反省しました。

六回戦ナーセットエコー(8cast風味)1-2負け
一戦目は8castっぽかったので普通にスモッグで勝つも、途中で出てきた船殻破りが怪しく、1日のやり直しかエコーは警戒する程度で二戦目に突入。ナーセットも見えてやはりコンボ搭載してるのを確信したがエコーから船殻エコーが繋がり負け。三戦目もエコーから船殻破りエコー繋がって負け。
二戦目は仕方ないとしても、三戦目はサイド後エコーにかなり依存してるわけだから、虚空の力戦引くまでマリガンすべきだった(そうすると相手のライオンの瞳のダイアモンドとエコー、船殻を不用牌に出来る)。反省。

七回戦URデルバー(kiyoaggro氏)1-2負け
一戦目忍耐二体でめちゃくちゃにしてさらに忍耐への除去もなかったのでスモッグ打ったら通って勝ち。
二戦目は赤デルバーにビートされライフ詰まった上で濁浪着地。しかし紅蓮破で除去。その後ガーガロスも着地するもライフ詰まっておりガーガロス即バウンスから赤デルバーに殴りきられ。
三戦目は手札破壊やら除去やらで本当のトップ勝負になるも、相手のダクロウ先に着地して、紅蓮破引いたので何とか当てようとしたら残った一枚の手札がウィルで負け。三戦目はかなり壮絶で面白かった。
反省としては邪悪な熱気も増えてる環境でガーガロスの生存はできるのか?と言う部分と、サイド後虚空の力戦についてkiyoaggro氏と話し合った考察があるので後述。kiyoaggro氏はmoで度々対戦している方だが、実際会ってみるとかなり話しやすい雰囲気の気さくな方で色々相談できて良かった。

八回戦WURデルバーメンター2-1勝ち
一戦目森知恵頼みの、森・不毛・母聖樹・療法2・悲嘆・醸造と言う手札をキープ。当然森知恵打ち消され沼なかなか引かず手札腐って赤デルバーに殴りきられ負け。
二戦目忍耐打ちまくってハンデスでメンター落として盤面制圧して勝ち。
三戦目壮絶にグダった結果、相手赤デルバー、こちらミンスクとブー。相手ミンスクがどうにもならなかったみたいで、ソープロで7/7のブーが飛ばされてライフレース初期に戻り、あとは帰ってきたブー投げ飛ばして勝ち。やはり回しててもデルバー戦はサイド後は濁浪に紅蓮破バシバシ当たるので長期戦になるのが多い。

その後友達と夕飯食べにいくため4-4でドロップ。

③振り返って

どの対戦でも一手間違えれば勝敗がかなり傾く場面も多く、レガシーらしい繊細で緊張感あふれる試合を楽しめたと思います。レガシー本当に楽しい。moで対戦したことのある方も何人かいらっしゃって、対戦後にkoikeと確認されることもあり、ちょっとした身内感を感じたりもしてました(笑)
ここからは考察。
mtgはどうしても運の介在するゲームですが、それを如何に安定して勝てるようにするかが構築やプレイングの醍醐味と思っていて、それに関係する大きな要素としてマリガンがあります。今回割と感じたのが自分のマリガンの甘さで、割と構築と読み自体は振り返っても適正に感じたのですが、サイド後にサイドインしたカードを1枚も引いてないのにキープしたり、ゲームプランが見えてないのに初手から動けるからキープというのがありました。それが顕著なのが赤プリズン戦で、赤プリズンは老練で地上を受け止め、ガーガロスやカリタスでライフレースをひっくり返すか、相手フルタップもしくはハンデス使ってからスモッグコンボいくしか勝ち目が無いのですが、サイド後に老練や緑の太陽の頂点の無い手札をキープしたりしてました。今後は勝ち筋からキープ基準を考えていきたいと思います。その内キープ基準についても記事書いてみようかな。
あと、kiyoaggro氏によるとデルバー戦のサイド後には、虚空の力戦出されても割とデルバー側はプレイ方針が立てやすくなるので(濁浪は不要なのでウィルの種にしやすくなったりとか)それほど(キツいことはキツいが)負けに直結してる印象無いとのこと。それよか紅蓮破とか除去で長期戦、トップ勝負になりやすいので、単純に引いて強いカードを入れる方が良さそうに思うと。確かに今回もデルバー戦サイド後は力戦一回も置けませんでしたが、長期戦になっており、これはかなり研究してみる余地があると感じました。
この場合、力戦の代わりに破滅的な行為をいれるか、スモッグ要素を残す形にするかは難しいですが、今後また試していきたいと思います。

最後に、BMO、本当に楽しい時間でした。開催してくださった関係者さん方に感謝です。
また大型大会があったら参加しようと思うので、Twitterやmoで絡んでる人たちとまたその時会えたら嬉しいですね。

それでは良いレガシーライフを♪

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