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人生の瞬間ごとに訪れるシンクロニシティ


人生とは不思議なもので
過去、その時に意味が分からなくても、
あとから全てが繋がることが多い。

また、あり得ないような偶然というのが突如起きることがある。

その瞬間、私はいつも宇宙に導かれているとワクワク心躍らす。

特に自分が好きなことをしていると共時性が起こる確率が高いと実感している。

シンクロニシティ(共時性)とは
1952年 スイスの精神科医、心理学者
カール・グスタフ・ユングが発表した理論であり
因果関係のない二つの出来事が偶然とは思えない形で同時に起きることを言う



例えば、占星術の授業を受けている時
スタニスラフ グロフを知った。

彼はLSDの父とも呼ばれ、
トランスパーソナル心理学におけるLSDを用いたサイケデリックセラピーを研究し、
後にホロトロピックブレスワークを開発した人物である。

その時、この名前どこかで聞いたぞと思い
ちょうど読んでいたマイケルポーランの著書(how to change your mind)を見直した。

幻覚剤の歴史について事細かく書いてある本には
もちろんLSDのセラピーを研究していたグロフの名前が書いてあった。

しなしながらその時点で自分の中では
共時性レベルはあまり高くなかった。

なぜなら占星術が好きなら、心理学者の名前が 学習途中に出てきてもおかしくないからである。
心理学者以外にも哲学者から数学者の偉人を知ると幅広く占星術の歴史に関わってくる。


しかしそれだけでは終わらなかった。
スタニスラフ グロフはチェコ・プラハ出身らしい。

まさしく、その場所は数年前に旅行で訪れた場所である。

※写真は旅行時に撮ったもの

またしても、繋がった。

なんなら2020年から自分自身のヒーリングのためにしているブレスワークもグロフ氏が開発したものだ。

それに気づいた途端、奇妙な縁をなんだか感じてしまう。

よくよく考えると他にも色々な共時性を発見した。

サイケデリックセラピーに興味が出始めたのが
最近になるのだが

約7年前に私はサイケデリックの世界に既に出会っていた。

7年前にアメリカ人の友人繋がりで出逢ったドイツ人の男性がいた。
彼は長髪髭面で今考えるとヒッピーの部類だったかもしれない。
そんな彼に誘われてある時映画を見た。
それは東京を舞台に外国人男性がLSDを摂取して
幽体離脱し色々経験する、、、
そんな内容だった。

その時は変な映画だけれどスピリチュアル性がある中身だなと思っていたがLSDについてはあまり詳しく知らなかった。
というか架空の幽体離脱するための薬か何かだと思っていた。

よくやく今になってその映画の内容が把握できたのである。笑

また約3年前に付き合っていた彼は
カリフォルニアのSanta Cruz出身で
私は夏の余暇をそこで数ヶ月過ごした。

Santa cruzといえば
サイケデリック研究のパイオニア
リック・ドブリンが幻覚剤研究学際協会 (MAPS)を設立した場所である。

アメリカに旅行しても
Santa Cruzに滞在する日本人はどれくらいなのか検討つかないが、多くはないだろう。

そして極め付けは
(またもや元彼の話になることを許して)
数年前付き合っていた彼が大好きな歌がpink floydのTIMEという曲だった。
当時彼は28歳だったが、マッチョで端麗な顔立ちからは程遠い渋い音楽を聴くもんだと私は思ったのを今でも覚えている。

ピンクフロイドはイングランド出身のロックバンドである。

サイケデリック・ロック、ブルース、フォークなどを織り交ぜたロックに、けだるさと幻想的なサウンドを含む音楽性、大掛かりな仕掛けとスペクタクルによるライブ、現代社会における人間疎外や政治問題をテーマにした文学的・哲学的な歌詞で、世界的に有名なバンドとなった。

Wikipedia参照


ここにきてまたサイケデリックという単語がでてくるではないか、
類は友を呼ぶではないが、
サイケデリックに興味がない時から
私はそちらの道に呼ばれていたんじゃないかとさえ思ってしまう。


サイケデリックの話を除くシンクロニシティの話はもっとある。

・日本で友達になったアメリカ人女性Ellyとは
アイルランド、イギリス、ドイツの3カ国で偶然に再会した。(時期はバラバラである)

・日本で知り合ったスペイン人の男性が、たまたま旅行したTenerife(スペインの島)の出身で
彼はその時いなかったが、彼の家族が島全体を私に案内してくれた。

・渋谷で飲み歩いた早朝、髭が長い面白いアメリカ人と仲良くなり連絡先を交換した。
私がたまたまアヤワスカ(南米原住民が使う幻覚植物)についてインスタのストーリーにのせたら、彼はアヤワスカ体験者(幻覚で日本で働くのが見えて今に至るらしい)であった。


シンクロニシティというべきか、
類は友を呼ぶを体現しているだけなのか

様々な共時性を経験すると
唯一人生に対して言えることがある。

それは今が分からなくても
未来には全て繋がっている
、ということだ。

そして今湧いてくる興味、関心
未来が呼んでいる、
とでも言えるかもしれない。

では最後にpink floydのTIMEの歌をつけて
今日のブログは終わりにしたい。

Pink Floyd- Time

Ticking away the moments that make up a dull day
You fritter and waste the hours in an offhand way
Kicking around on a piece of ground in your hometown
Waiting for someone or something to show you the way
刻まれていく時が、退屈な一日に変わる
君は何気なく、時間を無駄に過ごす
故郷の狭い土地をうろついて
道を指し示してくれる何かを待っている

Tired of lying in the sunshine, staying home to watch the rain
You are young and life is long and there is time to kill today and then one day you find ten years have got behind you
No one told you when to run, you missed the starting gun
日差しの下で寝そべるのにも飽きて、家の中で雨を見つめている。
君は若く、先はまだ長い、今日を無駄にするゆとりもある。
でもある日気付く、10年の年月が過ぎ
“今がその時だ"と教えてくれる人はおらず、君はスタートの合図を聞き逃したのだ、と

And you run, and you run to catch up with the sun, but it’s sinking
Racing around to come up behind you again
The sun is the same in a relative way, but you’re older
Shorter of breath, and one day closer to death
そして君は走る、太陽に追いつこうと走る、でも陽は沈み
再び背後から現れ、君を急き立てる。
相対的に見て太陽は変わらないまま、君だけが老いていく
息は切れ易くなり、ある日、死が迫っている

Every year is getting shorter, never seem to find the time
Plans that either come to naught or half a page of scribbled lines
Hanging on in quiet desperation is the English way
The time is gone, the song is over, thought I’d something more to say

年を追う毎に一年は短くなり、"その時"は見つかりそうもない
計画は失敗に終わるか、ページの半分ほどに書かれた落書きの線となる。
自棄を静かに耐え忍ぶ、それがイギリス流というもの
時は過ぎ 歌は終わる、もっと言いたい事があったはずなのに

Home, home again
I like to be here when I can
And when I come home cold and tired
It’s good to warm my bones beside the fire
Far away across the field
The tolling of the iron bell
Calls the faithful to their knees
To hear the softly spoken magic spells
家に、再び家に
ここにいたい、できる限り。
凍え、疲れ果てて家に戻れば
焚火のそばで芯まで温まろう。
広野の遥か向こうで
<死を告げる>鉄の鐘が鳴り響く。
ひざまずく信者達に
そっと唱えられた魔法の言葉を聴かせる為に

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