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ペルーのシャーマンと 植物から知恵を得る儀式 ディエタ 〜④〜




3日目の夜、私は夢を見た。
夢の内容は以下の通りだ。

私は実家にいた、幼馴染の子と弟がいたが
現在20歳の弟は夢の中ではまだ小さかった。

高校時代に使用していたピンク色ガラケーを持っていた。幼馴染達に今は何年か?と尋ねると2011年といわれた。

どうやら私はタイムスリップでもしているらしい。

そして実家の二階へ行くと、2022年と書かれた携帯があった。

ピンクのガラケー携帯が鳴る。
電話に出ると

"ボビスナ、スクナです。大阪出身デス!"と言っている。

これはボビサナの精霊では?と思った私は感動してボビサナか?と聞いてみた。

"住所言うから迎えに来て、分かりにくいように低い声で喋るね"

突然低い声になり、聞き取りにくくなった。
彼はなんだか私を試しているようだった。

電話が切れて私は急いで下の階へ降りた。
弟達が言うには、二人組の男の子が訪ねて来たそうだ。しかし彼らはドアを開けないようにしたらしく、二人組の男の子は帰ったとのこと。


私はボビサナの精霊達だと思い
急いで追いかけた。

私の実家から徒歩5分もかからない場所に立派な神社があるのだが
そこへ向かって歩いていくと、その近くに男性がいた。

"貴方がスクナ?"ときくと

戦いモードになり、3回ほど私たちはお互いの力を試した(魔術のような)

それから空に花火のようなものが打ち上がり
文字が浮かび上がった。

"数日間、身をもって学びなさい"

私はひざまづいて、土下座した。

その後、平安時代の一族の話を聞かされ、
私は夢から覚めた。


私は毎日夢を見るタイプで、これが普通とは違う夢だとすぐ気づいた。
明晰夢も時たま見るのだが、この時もほとんどその状態だった。


私の思考が作り出した、ただの夢ではないかと思うこともできる。
でもここまで来たらボビサナからの夢だと信じたかった。

4日目

今夜は2回目のアヤワスカ。

どんな意図をしようか考えてこれにした。
Deep healing for my mind, body and soul.
(魂、身体、思考の深い癒し)


そして夜8時ごろからアヤワスカが始まった。

前回と同じように苦い薬のような味のアヤワスカを飲み干す。

イカロが始まると植物の中に溶け込んでいく
この大地の中に体が溶け込んでいく感覚。

ボビサナが私の体を使ってダンスする。
勝手に私の足がとんとんリズムを刻む。
頭を動かしたりして、イカロに合わせてリズムをとる。

植物はteacher(私たちの師)というが
こわくなった。

彼らは単純に遊びたいだけなんじゃないかと。
なぜ人間に知恵を教えるのか、こわくなった。

スピリチュアルジプシーのような西洋人の男の子が般若心経を唱え出したり、シャーマニックな楽器を弾いたりしていた。

私はそれを見て、目立ちたい欲求を彼から感じた。
その時にあぁ、私も欲の塊かもと思った。


精霊からの憑依により、人間とは思えない声で一緒にイカロを歌っている人がいた。
後々知ったがあれは修行中のナタリーだった。
本当にすごかった、、。


儀式の最中、この憑依の儀式から良い影響があるのか疑問に感じていた。

わたしも傲慢で、、悪い影響はできるだけ受けたくないと願う人間なのだ。
"このジャングルに何のために来たっけ、、"

そんなことを横になりながらグルグル考えた。


"アヤワスカが効く人とそうでない人の違いは一体なんだろうか、、、。"

"ここにいると家畜の羊(会社員)として働くことに文句を言うことは間違えてる気がして来た。
家畜の羊でも、野生の羊でも、羊は羊。
問題は私がどうしたいかだ、、。
"


そうこうしているうちに2回目のアヤワスカセレモニーは夜が明け、5日目の朝を迎えた。


Toilet goとTo shit let goの意味が重なってる
ユーモアあるトイレ



続く





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