自己肯定感について


私がずっと欲しかったものが、タイトルの通り自己肯定感です。

たぶん これが欲しい人、または、これが人生を生きやすくするためには必要だと気づいてすらいない人も日本には多いんじゃないでしょうか。

私も、自分の人生が辛い理由が 自己肯定感だと気づいたのは社会人になってからです。


以前書いた、ブラック職場で頑張りすぎてしまってしんどかった時、色々本を読んで、自分を肯定することの大切さを知りました。

ただ、この自己肯定感というのは、1日や1週間やそこらで手に入るものではないのが厄介なところです。
とことん自分の奥深くを見つめ、分析して、思い込みを書き換えていく、という作業が必要なんだなと感じます。本当に地道ですし、変わった!と実感するのも時間がかかります。

私も、「あなたは自己肯定感が高いですか?」と聞かれて「はい!!」と答えるまではまだまだいきませんが、昔の自分に比べれば、だいぶ自己肯定感が高くなってきたことを感じます。
生きやすくもなりました。

今まで、自己啓発本を10冊以上読んできて、どの本でも共通して言われていることがなんとなく見えてきたので、自分のために、そして、自己肯定感をあげたいけどどうすれば良いのかわからない、という人の参考になればと思い、私が感じたことを書き残そうと思います。

ちなみに、私は心理学の専門家でもカウンセラーでもありません。むしろカウンセリングを受ける側の人間です。なので、ここに書いてあることは、参考程度に聞いてください。


自己啓発本を買い漁る中で、「こう考えるようにしましょう」とか、考え方や捉え方を教えてくれるものがベストセラーになっていたりするのですが、正直私はそれでは物足りませんでした。外向的な人をターゲットにした本では、要約すると「気にすんな!強くいけ!」という私にとってはなんの役にもたたないものもありました…(・・;)

もちろん、理想の考え方を知っておくことは大切です。自分が悪いと思わない、とか、受け流す、とか。
だけど、そんな表面的な考え方だけ教わっても、「受け流して罪悪感を感じないようにしたいのに、それができない自分」という葛藤がプラスされるだけで、楽にはなりませんでした。

長年時間をかけて形成された、脳のネガティブ思考回路は、昨日今日で得た知識では変わりません。

本当に必要なのは、具体的なワークや行動をすることで、自分の思い込みを変え、脳の思考回路を新たに作り直していく訓練を続けていくことだと私は思います。

思い込みが変わり、正しい思考の癖を身につけることで、「こう考えなきゃ!」と意識しなくても、自然と自分を肯定的に見つめ、罪悪感を感じなくなっていくものです。

最初から正解だけ教わっても、その途中の計算式がわからなければ、自分で問題を解決させることはできません。

そして、世の中には、答えだけを書いた本は多くあっても、計算式を教えてくれる本はなかなか少ないと感じます。


今後、「このテクニックは役に立った」とか、「この本は良かった」と思うものを少しずつ紹介していければと考えています。

生きづらさを感じている人の役に少しでも立てればいいなぁ。


最後に、自己肯定感を上げていこうとするとき、絶対に忘れないで欲しいのは、
「自己肯定感は必ず上げられる」ことです。「変わりたい」と思った人は、必ず変われます。
三つ子の魂百まで、とか、性格は変わらないよ、とか、私も言われてきました。
でも、それは言ってきた相手がそう信じているだけに過ぎません。

自己肯定感を上げるために1番必要なのは、諦めないことだと私は信じています。


苦しみを抱えている人が少しでも楽になりますよう祈ります。

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