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副鼻腔炎との戦い(後編)

前編では発症~通院までを書いてます
※1部グロい表現があるので、苦手な方は読まないようにしてください。

後編では、入院~手術までを書いていきます。

入院先での診察


CTやらレントゲンやら診られて
手術の説明がありました。
私はてっきり日帰りで帰れるレベルだと
思ってましたが、1週間入院となりました。
手術としては、鼻から内視鏡を入れ、
膿を抜いていくとのこと。
その際、鼻の骨を削る必要があるようで
全身麻酔が必要とのこと。
思っていたより、遥かに大手術やん!
と内心かなり焦ってました…

職場の休みの調整と、取引先に1週間休む
報告をしていると、副鼻腔炎になった方が
多く、メジャーな病気なんだなと思いました。
会社の上司や同僚、取引先からは
しっかり治療して休んでね。と
暖かい言葉を掛けてもらいましたが、
とある上司だけは、そんな休まれても困るとか
休んでいいように、しっかり引き継ぎしろとか
なんやかんや言われました。
少し腹が立ったので、当初はGW期間中に
休む予定でしたが、
連休のない、ド平日に休むことにしました笑

手術

初めての全身麻酔で緊張しましたが
マスクつけられて、視界がふらついてからは
意識がなく、気づいたらベッドでした。
途中、スタッフさんが「家族と連絡が取れない」と焦ってた所だけ断片的に記憶がありました笑
後から聞きましたが、妻は昼寝してました笑

麻酔が覚めると、鼻と腰と腕が痛かったです。
意識が朦朧としてましたが、
とりあえず痛かったのだけ覚えてます。

翌日の昼からはお粥を食べれました。
食欲は普通でした。味は薄かったけれども、
普通に美味しく、お粥の量が多かったです。
痛み止めを飲みながら生活してましたが
痛み止めが切れるタイミングはやはり痛い。

鼻の下にガーゼをつけており、
鼻の穴には薄いガーゼが入っています。
ガーゼがうっすら赤くなっていますが、
鼻水と血が混ざったのが出続けます。
ガーゼは気持ち悪いので、頻繁に変えました。
体制によっては喉に流れてくるので
寝る時も顎を出来るだけ下げて寝ていました。
たまにドロっとした血の塊も出てきます。

鼻をガーゼで覆ってます

診察

診察が1番キツかったです。
手術から2日後に鼻のガーゼを抜きました。
これからがかなりグロいですが。
なんと鼻の中に細長いガーゼが2本入ってて
かなり奥の方まで入ってました。
それをするスルーっと抜かれるんですが
粘膜を触られるので痛くて気持ち悪いです。
涙が止まらず、抜いた後、
喉にも流れてきて、唾を出すように
受け皿を渡されて診察室の通路で、
唾を吐来ながら待ってました。
その後鼻を洗浄するために簡易的な麻酔と、
吸い取る機械を入れらて、
鼻の穴をゴソゴソとされました。
あまりの気分の悪さに
治療後は車椅子でベッドまで移動しました。
しばらくすると落ち着きましたが、
かなり辛かったです。
手術よりも、これが1番辛かった…

そして、ガーゼは抜かれたものの、
手術で通るようにしてもらった鼻に
カサブタが出来るので、また穴を広げるために
麻酔ブシャーの後に鼻をゴソゴソされるのが
2日続きました。これは本当に毎回痛かった。
毎回涙が出てきます。

鼻の洗浄

ガーゼを抜いてからは
鼻の洗浄をしないといけませんでした。
鼻から水を入れて反対の穴から出てくるやつ。
今回はナサリンというものを買いました。
海外製品なので名前は変ですが、
これは快適でした。

ナサリンの実物

ぬるま湯を準備して、専用の精製塩を混ぜ
洗浄液を作ります。
「あ〜」と言いながら、水を鼻に流すと、
変なかたまりが抜けて気持ちいいです。
ただ、私が相部屋で入院している中、
1人で「あ〜」というのは、恥ずかしかった。
これから、数ヶ月は毎日しないといけないので
これから愛用していきます。
以前、TVで見たんですが、塩分濃度が
体と同じであれば鼻に水を入れても
ツンとしないようです。
この濃度を間違うとツンとして痛いらしいです。

病室での生活

個室ではなく、相部屋で生活しておりますが
他の患者さんはおじいさんばっかりです。
コロナ禍もあり、ベッドのカーテンは
終始締め切ってあるので、あまり交流はなく。
すれ違う時に挨拶する程度です。

おじいさん達は独り言が激しく、
「あ〜」とから「よいしょ」とかの声が大きい。
隣のおじいちゃんは「あー、4時か」
と1時間おきに言うので、
私は勝手に、時報おじさんと呼んでました。

手術前は別の方と相部屋でしたが、
髭剃りを忘れたから、家に帰りたいだとか、
看護師さんに対して、息子の結婚相手に
なってくれとか、色んなおじいさんが居ました。
世間には色んな人が居るもんだと思いました。

手術って大変だ

当たり前だけど、大変ですね。
仕事は休まないと出し、痛いし暇だし、
家族と会えないし。いいことは無いですね。
やはり病気は早期発見、早期治療に尽きます。
敢えてグロい表現もしましたが、
そうならないためにも、早めに治した方がいい。
家を開けていた期間に、ワンオペ育児を
してくれている妻にも感謝です。

私は明日で退院ですが、
これからも定期的に治療に通おうと思います。

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