＊言い回しやワードチョイスって大事なポイントだよね

最近は残業続きの毎日だ。私が勤めてる会社は残業は19時までと決められているから、先週の火曜から土日を除く毎日朝の8時半から19時まで、9時間半×9日間働いた。
いっそのこと夜遅くまで働かせてくれたら数日の残業だけで済むかもしれないのに、と思ったほど、毎日残業してるという事実が精神的に重みになっていた。

そんな昨日は元々予定していた後輩たちとの飲み会。どう頑張ったって残業する未来が見えてたから先に遅刻することを謝っておいた。

今年に入ってから、後輩たちと占いバーに行くようになった。占いするのに追加料金は必要なく、お席+飲食代を支払うだけでオプション的に占いが付いてくるようなお店だ。

そのお店で昨日、社会不適合者と言われた。とにかく自由を求めていて束縛が嫌いだって。組織には向いてないってさ。会社では誰よりも調和を保っているという自負があったけれど、それは感性の星を持ってて直感力が優れてる故に周りの空気を読んでしまっているらしい。瞬時に感じとってそれに見合った行動をしているそう。なるほど。

いやしかし「社会不適合者」というワードがどうも引っかかっている。

占いにおける大きなポイントの一つは話術だと私は思っている。今回占ってもらったのは四柱推命というもので、占ってくれたお店の方の話は相手の興味を引き出すような喋りやイメージしやすい例え話が盛り込まれていて、聞いていてとても面白かった。

だからこそ、突然出てきた上記のキーワードが妙に浮いてて、もう少し違う言い回しはなかったかなぁと後になって感じている。
ただ、自由でいたいのは間違ってないし話は面白かったから総合的には満足である。

後輩たちとの話は愚痴がほとんどだった。ただ愚痴と言っても面白おかしくネタにするような感じ。後輩たちは、さらに後輩にあたる子たちの対応に悩んでいた。日頃の鬱憤を晴らすことができたなら先輩としての役目を少しは果たせたのかもしれない。業務で直接関わることがないから見守るしかないけれど、状況を知ってしまったので、私ももう少し後輩たちとコミュニケーションを取ろうと思った。

占いに加えて後輩たちの話も面白くてたくさん笑った。おかげで今週の疲れも吹き飛ばされた。関西人だからという括りは偏見になるけれど、関西に来てすごく感じるのは、他の地域より多くの人が「面白い」を求めているということ。後輩たちの話が愚痴なのに面白いのは、それを笑いに変えてるからだと思う。

オチをつけられる話、私はいつになったらできるのだろうか。今度それ占ってもらおうかな。