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アイロンがけ

久々にシャツのアイロンがけ。

最近は在宅ワークが中心だったり、普段着の好みもニットやカットソーのような楽な服が多くなり、めっきりシャツを着なくなった。

近々に白いワイシャツを着る用事が重なり、そのために、久々にアイロンがけ。

イタリア生活の頃、ヨーロッパの電圧で使える電熱家電は日本へ持ち帰っても使えないため、先住の人から譲り受けたアイロンが我が家にあった。

このアイロンがなかなかのビンテージで、スチームがないのは当たり前、とにかく重く、業務用かと思うほどの代物だった。

なので、妻にアイロンがけは拒否され、仕方なくその作業は私の役目になっていた。

ところが、やってみるとこれがなかなか奥が深い。

いろいろネットで調べて研究してみると、我が家の重量級のビンテージは“アイロナー“(この呼び方はアイロンをかける機械をさすようだが、アイロニストは皮肉屋の意味になるので、こう呼んでみる)には、憧れでもあるようだった。

それから、日曜の午後のアイロンがけは私の趣味になった。長いときは3時間以上、気にいるまでやっていた。

後に日本で単身赴任の時に、自分専用にコードレスを使ってみたくて、購入したが、軽過ぎて、どうもしっくりこなかった。

そんな背景があっての、本日のアイロンがけ。

久々なので、最初はちょっと要領を得なかったが、枚数を重ねるうちに、調子も出てきて楽しかった。
何より、無心に集中できるのが良い。

襟とダブルカフスの糊がやや足らないが、ま、こんなもんで良しとしよう。

たまには、アイロンがけも悪くない。

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Chinpan S

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