クソ暑い季節にお前へ届ける、虫みたいにたかってくるやかましい雑記

コンテンツと自給自足

 絵が上手な人は自分好みのエッチな絵が描けて自給自足できるのいいよなーみたいな話ってどこかで聞いたことがあるかと思います。実際僕もいいなと思う。コンテンツの自給自足ができる人というのは他人から羨ましがられるものだと思いますが、羨ましがられている当の本人というのはその恵みを強く自覚できないものなのかもなとも思います。
 この記事を読んでくれている人にはネット大喜利をやっている人が多いと思うのですが、これだって訓練を積んで、自分にとって面白いと思えるものが生み出せるようになった人は、大喜利の能力において自給自足ができているということです。こういうことを僕は10年前ぐらいから思っている、というのは僕は自分の好きなものを生み出すことが、大喜利においてはできているからです。
 どんなものでも問いません、あなたはコンテンツの自給自足というものをすることができますか?と聞かれて、できると答えられる人って世の中にマジで少ないと思うので、大喜利をやっていて、少なくとも自分の好きなものを生み出すことはできるよって人はそれだけでなかなか素敵なことだと思っていいのではないかと思います。

ツイートしようとしたけどやっぱいいやとなったものを吐き出す

鶏卵が一番うまい!

初めて「情報量が多すぎる!」というツッコミをしたのはエロ動画をダウンロードしていた人

秘密の暗号 ジビエとガスコンロ

人生、幸福、責任

 このように3つ並べて何っていうと、僕は「自分の人生を、自分の責任において幸福に生きなければならない」ということを信念として持っています。僕の幸福に誰よりも責任がかかっているのは僕ということです。当たり前といえば当たり前ですが、この感覚を腹の底から信じて、重く受け止めて、実践しようとしている人というのは恐ろしく少ない。というのが僕が何となく世の中に感じていることです。信じることができない人は他人にコントロールしてもらいたがる。重く受け止められない人は簡単に自暴自棄になる。実践できない人は怠けてしまう。
 このように言っているけれど、僕も僕でしばしばこれが守れていません。嫌なことがあればあっさり破ってしまったりする。継続的に守り続けるのは難しいですが、この信念を実践までやりおおせることは人間の幹の部分の強さだと思っているので、頑張りたいところです。弱いものを踏みつけることだけが強さなんてのはもちろん間違いであって、こういった太い太い幹の強さというものに目を開いていないとなあと思う。

ホロライブ・インドネシアの『クレイジー・オリー』について

 ホロライブというVTuber事務所にはインドネシア部門がありまして、現地の人をオーディションしてVTuberとして活躍させています。現地人向けにはインドネシア語、世界へ向けては英語を喋るみたいな配信をしていて、さらには拙い日本語をがんばって喋ってくれたりもしてなかなか素敵。僕はインドネシア語も英語も聞き取れないので、彼女らのお喋りを和訳してくれてる切り抜きなんかをちょこちょこ見てほっこりしています。
 そんなホロライブ・インドネシア部門に、クレイジー・オリーという子がいます。とても元気で、というか元気すぎて、外人のパワーはすげえやと差別的な感想が浮かんでくる。そのクレイジー・オリーですが、そのものすごいパワーで視聴者に向かってブチ切れたことがあります。これが面白さと格好よさが共存しているみたいなシーンで、僕は何回も見てしまっています。海の向こうには豪速球投げるやつがいるらしいぜ!!と僕の中の出っ歯の日本人が騒いでしまいます。
 ホロライブはインドネシア部門も含めて、アイドルVTuber事務所としてやっているので、キラッキラでかわいらしい、キャッキャしてるみたいなのが基本戦略になり、視聴者にちょびっと苦言を呈すくらいならまだしもブチ切れるという行為はやってはいけないことになります。しかしながら、人生にはやっちゃいけないことでもやらなきゃいけない場面というのは訪れうる、それは自分自身に誠実であるために。僕はそのように思っていまして、だからクレイジー・オリーのブチ切れシーンはとても格好いい。オリーお前が正しいよと言いたくなる。ともすると自分の人生を肯定してもらったような気持ちにもなる。というわけで皆さんも一度見てみてください。インドネシア語で大人の女性がブチ切れるところを。ちなみに本気で怒っているので、そういうのがどうしても苦手という人は見ないほうがいいですねえ。

「英語分かりません」のスパムコメントに対して5分間超早口でマジ切れするオリー【ホロライブインドネシア翻訳切り抜き】【クレイジー・オリー】

おわりに

 溜まってる雑記のテーマ
・人を好きになる装置としてのエンタメ業
・酒と変身願望
・私を脱出する者はキチガイであるか? (←これは個別記事で書くかも)

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