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古今集 巻第七 賀歌 350番

さだときのみこのをばの四十の賀を大井にてしける日よめる

きのこれをか

亀の尾の山のいはねをとめて落つるたきの白玉千代のかずかも

貞辰の皇子の祖母の四十の祝賀を大井川でした日に詠んだ歌
紀惟岳
亀の尾の山の岩根を探して落ちる滝の白いしずくもあなたの千年の数の一つでしょう

 亀の尾の山(亀の尾山、亀山)と大井川は京都の嵯峨野にある山と川。小倉山の一部分を亀の尾の山と呼んでいるとか。

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