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古今集巻第十三 恋歌三 635番

題しらず

をののこまち

秋の夜も名のみなりけりあふといへば事ぞともなくあけぬるものを

題知らず
小野小町
秋の夜というのは夜長というがそれは名ばかりだ、逢うということになると、こともなく明けてしまうものだから

逢うまでは長いのに逢うとすぐに夜が明ける、秋の夜長なんて名ばかりだという嘆きの歌です。女性からこう言われると男性はもう小町が忘れられなくなるかもしれません。

#古今集 , #恋歌三 , #小野小町 , #秋の夜

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