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古今集巻第十一 恋歌一 499番

題しらず

よみ人しらず

あしひきの山郭公わがごとやきみにこひつついねがてにする


題しらず
よみ人しらず
美しい裾のある山のほととぎすもわたしと同じなのか、わたしはあの人を恋しく思って眠れないでいる

ほととぎすも自分と同じように恋をしているのだろう、夜も鳴き続けている、という歌です。
「いねがてにする」は「いぬ(寝る)」の未然形+「がてにする(できないでいる)」です。

#古今集 , #恋歌一 , #あしひきの , #山郭公


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