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古今集巻第十一 恋歌一 507番

ちのみゆき

題しらず

よみ人しらず

思ふともこふともあはむものなれやゆふ手もたゆくとくるしたひも


題しらず
よみ人しらず
思っても願っても逢えるものなのだろうか、いや逢えそうにない、でも結ぶ手もだるくなるほど何度も解けてしまう下帯の紐だ

下紐が解けるのは思う人に逢える前兆なのだそうです。逢えないと諦めていたけれども、紐は解けて逢える前兆がでてきている、これはどういうことだろうか、という歌です。

#古今集 , #恋歌一 , #ゆふ手 , #下紐

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