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古今集巻第十三 恋歌三 634番

ちのみゆき

題しらず

よみ人しらず

こひこひてまれにこよひぞ逢坂のゆふつけ鳥はなかずもあらなむ

題知らず
詠み人知らず
恋しくて恋しくて久しぶりに今宵は逢うことができたので、逢坂の関の木綿付け鳥は朝を告げて鳴かないでいてほしい

「ゆふつけ鳥」は鶏のことで、祓えの祭事の時に各地の関所で鶏に木綿(ゆふ)を付けて鳴かせて災いをはらったことによるそうです。

#古今集 , #恋歌三 , #逢坂の関 , #木綿付け鳥

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