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古今集巻第十三 恋歌三 660番

題しらず

よみ人しらず

たぎつせのはやき心をなにしかも人めづつみのせきとどむらむ

題知らず
詠み人知らず
激しい瀬の流れが速いように恋に騒ぐ心を、どうしてか人目を避ける慎みがせきとどめるようだ

「人目慎み」は、人目を慎むことと人目か堤になるという掛詞。たぎつ、瀬、速き、堤、せきとどむ、は縁語です。

#古今集 , #恋歌三 , #たぎつ瀬 , #人目慎み

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