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古今集巻第十七 雑歌上 899番

題しらず
よみ人しらず
鏡山いざ立ちよりて見てゆかむ年へぬる身は老いやしぬると
この歌は、ある人のいはく、大伴黒主がなり

鏡山に、さあ立ち寄って我が姿を映して見て行こう、年を長く経た我が身は老いてしまったかを
この歌は、ある人が言うには、大伴黒主の歌である

鏡山は、滋賀県蒲生郡竜王町にある山です。鏡という集落もあります。
大伴黒主は、近江国の人なので、この歌の作者として結びつけたのかもしれないそうです。

#古今集 , #雑歌上 , #鏡山 , #大伴黒主

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