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古今集巻第十 物名 446番

しのぶぐさ

きのとしさだ

山たかみつねに嵐の吹くさとはにほひもあへず花ぞちりける


忍草
紀利貞
山が高くていつも強い風が吹く里は、美しく照り映えることもできず花は散ってしまうものだ

「あら『しのふくさ』と」に忍草を詠み込んでいます。

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