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古今集巻第十 物名 456番

からことといふ所にて、春のたちける日よめる

安倍清行朝臣

波のおとのけさからことに聞こゆるは春のしらべやあらたまるらむ


唐琴という所で、立春の日に詠んだ歌
安倍清行朝臣
波の音が今朝からは違って聞こえるのは波も春の調べに改まったからだろうか


「今朝から異(こと)に」に「唐琴」を詠み込んでいます。唐琴は備前の国がの名所で、今の倉敷の琴浦だそうです。

#古今集 , #物名 , #唐琴 , #安倍清行

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