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古今集巻第十五 恋歌五 749番

題しらず

藤原かねすけの朝臣

よそにのみきかましものを音羽川渡るとなしに見なれそめけむ

題知らず
藤原兼輔
外であなたの様子を聞きたかっただけなのに、音羽川の名前のように恋の噂の音を立てることもなく、川を渡るように差し障りを越えることもないのに、どうしてあなたを見慣れてしまったのだろう

ちょっと意味がわかりません。おそらく、「美しい方だと話にだけ聞くか、はっきりと訪ねて行き、逢いたかった、でも何もなく、ただあなたが他の人と恋に落ちるのを見慣れただけだ」という感じかなと思います。
音羽川は、京都の清水寺の音羽の滝を指しているようです。

#古今集 , #恋歌五 , #藤原兼輔 , #音羽川

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