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古今集巻第十 物名 429番

からもものはな

ふかやぶ

あふからもものはなほこそ悲しけれわかれむことをかねて思へば


杏の花
清原深養父
会ったときから、もうそれはなんとも悲しいことだ、別れることをかねてから想ってしまうので

「会うからも物は猶こそ」に「からもものはな」を詠み込んでいます。出会うということは、いつかは別れるということだ、それが悲しい、という歌です。

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