古今集巻第十一 恋歌一 502番 1 ちのみゆき 2023年1月19日 11:06 題しらずよみ人しらずあはれてふことだになくばなにをかは恋のみだれのつかねをにせむ題しらずよみ人しらず「あはれ」という嘆きの言葉さえもなかったら、なにを恋の乱れた心を束ねる紐にすればよいのだろう「あはれ」は「あぁ、どうすればよいのか」みたいな嘆きのため息です。もし嘆きの言葉さえ存在しなかったら、恋で乱れ散る心をなんとか束ねることなどできそうにない、せめて嘆かせてくれ、という歌です。「つかねを」は漢字で「束ね緒」です。 #古今集 , #恋歌一 , #あはれ , #束ね緒 ダウンロード copy #古今集 #恋歌一 #あはれ #束ね緒 1 応援してやろうということで、お気持ちをいただければ嬉しいです。もっと勉強したり、調べたりする糧にしたいと思います。 記事をサポート