見出し画像

古今集巻第十二 恋歌二 581番

題しらず

清原ふかやぶ

虫のごと声にたててはなかねども涙のみこそしたに流るれ


題知らず
清原深養父
虫のように声に出しては泣かないけれども、涙だけは人目を忍んで流れている

涙が下に流れるというのは、「滴る(下垂る)」の意味だろうと思います。重さで下に落ちて流れること。
清原深養父は清少納言の祖父か曽祖父です。

#古今集 , #恋歌二 , #清原深養父 , #虫 , #涙

応援してやろうということで、お気持ちをいただければ嬉しいです。もっと勉強したり、調べたりする糧にしたいと思います。