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古今集巻第十 物名 459番

からさき

伊勢

波の花沖からさきて散りくめり水の春とは風やなるらむ


唐崎
伊勢
風で波が白く立つ波の花は沖から先に散って来るようだ、水の中にも花が咲くような春に風がしているのだろうか

「沖から先に」と唐崎を詠み込んでいます。唐崎は琵琶湖の瀬田のあたりです。伊勢の歌なので、「わたしにも春を」、みたいな意味がありそうですが、うまく読み取れません。

#古今集 , #物名 , #唐崎 , #伊勢

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