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コミュニティマネジャーの業務に適してる人見聞録

どもども。青木です。

さて、いろんなスペースに訪問してコミュニティ談義をしていると「コミュニティマネジャーの採用」の話がよく出てきます。
「どんな人を採用したらいいですか?」とか「業務内容ってどんな感じなんですか?」と訊かれます。正味自分でコミュニティマネジャー採用してるわけでもないので見聞きした話、コミュマネとお話しててこういう人が合うなーと思うものをシェアしていこうと思います。

ちなみに利用者としてサービスを受ける側でイケてるなーと思うマネジャーの特徴はこちら。

そしてコミュニティマネジャーの業務内容についてまとめたものはこちら(noteお引越し前の記事です)

さて、コミュニティマネジャーに向いている人は

・臨機応変さ
・ストレスマネジメント
・無限の体力

の3つを持ってるといいなと思います。

■臨機応変さ

1つ目は臨機応変さです。臨機応変さってめちゃくちゃ便利な言葉すぎるので反対方向の言葉。あんま向いていない人は「杓子定規な人」です。

コミュニティマネジャーの仕事はその言葉通り対人コミュニケーションが中心です。人と人とが同じ空間を共有していればイノベーションが起きる…!ということばかりではありません。細かいトラブル予備群もつきものです。例えばキッチンの使い方。飛んでる水を拭く拭かない、使った文房具が共用スペースに出しっぱなしなど。ここで杓子定規な人だとめっちゃ怒られたり、スペースにやたらとテプラで注意書きが並ぶようになります。慣れると景色と同化しますが、初めて行くスペースだとちょっと引いちゃいますね。
とはいえこれを放置するわけにはいきません。さぁどうしましょう。

臨機応変さが身についているコミュニティマネジャーは「ルールを作る」以外の選択肢を持っています。最近聞いて上手だなーと思ったのは「○○が☓☓になっていると、私(コミュニティマネジャー)が嫌なのでみんなに△△して欲しい」というコミュニケーションですね。(co-edoの田中さんに教わって今読み進めているNVCにも通じますね)

最低限、杓子定規でルールを作ればOKだと考えがちな人は合わなさそうです。

■ストレスマネジメント

対人コミュニケーションが中心となる仕事はとにかくストレスが溜まるもの。気心知れた同じチームメンバーとのキャッチボールならいざしらず、顧客とのやり取りは緊張感のあるボールが飛び交います。自分のストレスを解消する術を持っている人は強いです。

「コミュニティマネジャーが疲弊してしまって休職、退職」してしまうケースを耳にします。利用者とのコミュニケーションに限らず、達成するための道のりが明確でない目標を課されている、イベントが多すぎて企画、稼働がめちゃくちゃ大変…などなど。コミュニティマネジャーに特別、というよりはむしろ業務内容を理解したり共感できる人が少ない(どんな仕事かよくわからない人が多い)ために、ストレスが溜まりやすい職種なのでストレスマネジメントが得意な人が重要です。

「愚痴を言ってはいけない」「自分の職務範囲なので自分で解決しなければならない」という規範意識よりも目の前のストレスをやっつけてきちんと前に進むのが大事です。

■無限の体力

いえ、まぁ無限は無理ですが体力は要る仕事だなぁ〜と思います。
イベントを企画したり出席したりして夜遅くなること、仕事の飲み会や食事など大変そうだなぁと思います(小並感)。

イベント運営でも力仕事が要求される部分もあります。コミュニティマネジャーの皆さんはイベントでササッと先回りして動く方が多いです。

また人付き合いが中心の仕事は自分が休みだろうがなんだろうがいつ何時でも連絡が来ます。とんでもない時間に返信がきて「この人いつ仕事してるんだろう」と思うマネジャーも1人2人ではないです。ガッツが大事なんでしょうなぁ(再び小並感)。


ということで新規募集の際にコミュニティマネジャーに適してそうな人の見聞録でした。最後まで読んでいただきありがとうございます。

ちなみに良さげな写真がないときは可愛い猫を使ってます。ご覧ください。

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