見出し画像

そういうアンタは何なんだ?

突然ですが皆様。
普段、周囲の人、特に身内のことをなんと呼びますか?

わたしは
テキストではままんぬ→実生活お母さん
テキストでは兄上→実生活お兄ちゃん
お父さんはどっちでもお父さんのまま。
これは諸々あってわたしが家族に全幅の信頼を置いていない、或いは気を許していないということも関係しているが、それよりいろんな意味でいろんな面で迷惑をかけてばかりの存在なので極力おとなしくしているという事も背景にある。

よって、家族に対して【アンタ】【オマエ】【テメー】【貴様】等という乱暴な呼び方は一切しない。
創作やレスバには使うものの(なしてさ)意図的に意識して用いているのであり、実生活では全く使わない。

だって、そんなのは当たり前ですよ。
わたしはそれらの言葉は、向けた相手の事を
▼見下している
▼甘く見ている
▼軽んじている
▼侮り蔑んでいる
時に用いるものであり、
そして、それと同時に
▼立場を序列化し優位に立つ意図
▼威迫して場を支配する意図
▼圧をかけ無力感を与える意図
▼罪悪感を与えて服從する意図
があって使用するもので、
更には、
▼ナメて喧嘩を売っている
と判断しているので。

母は言葉遣いに非常に厳しかった。
祖父が気性が荒い人だったこともあり、そういう粗野な物言いを非常に嫌っており、幼少期から将来困らないよう方言の使用を控える方針でわたしを育てた。
そして父や兄が末っ子のわたしに「オメェ」「アンタ」などと言おうものなら烈火の如く怒り狂っていた。
ある時など兄の友人がわたしに軽口を叩き「ドロボー」と誂った際などには頭を下げて謝るまで無限ループ鬼説教していた。
正直わたしにキレる時以外であんなにブチギレてたのは見たことがない。

ともあれ、そういう方針で育てられたため結果わたしはそういった物言いが大嫌いなのだが、同じ家で育った兄はわたしに対してだけアンタ呼ばわりするし、母やわたしには些細な事で激昂するので扱いにずっと困っていた。
母も「すぐ不機嫌になるし、何がきっかけで怒り出すかわかんないから無難なことしか話せない、今後地元で暮らすのが厳しくなったらどうするかとか相談したいけど話せない」と言い、その際には必ず「チー(わたし)が病気で手が掛かってたし、手が掛からないからってあまり気に掛けなかったのが悪かったのかねえ」「爺さんに似たのかねえ」と零す有様だった。

それでも勿論良いところはあるし、優しくないわけでもない。悪い人ではないのだ。堅実だし。
これでもかというほどわたしは困窮時経済面で世話になっていた。
人は嫉妬や不安、焦りを感じた時に嫌な部分が出てくることもわかっている。
父も母にべた惚れで子供らにヤキモチを焼く人だったし、母は不安を抱えやすい人なのでそういう要素が引き継がれているのだろうと考え、不満は抑えていた。
もしかしたら「自分は今嫌なヤツになっている」と意識していない、自覚がないのかもしれないし。
 
しかしそんな中、先日またまたカテーテルの侵襲的処置と動脈表在化手術のため入院生活に戻ったのですが、通算1ヶ月間くらい滞在になりそうなので兄にモバイルWi-Fiの手配を相談したら、アンタ呼ばわりされた上に話の流れ断ち切って頭ごなしに全く以て的外れのクソバイスをされる事案が発生。
他に頼む宛がないわけでもないので「いいよ、だったら頼まない」と返したら「なんでそんな喧嘩腰なんだ」と言われて猫ミームの「ハァ?」の猫の顔になった。

マジでこういう顔してた

いや?文章からでもわかりすぎるほどの不機嫌丸出しの対応して、アンタ呼ばわりして先に喧嘩腰でクソバイスしてきたのはそっちじゃん。

元から他の人には使わないのにわたしに対してはばんばん使うし、人前でも突然声荒げて怒り出すし、その時もだいたいアンタ呼ばわりだし、この人わたしのこと見下してんだな〜というのは正直わかっている。
まあ理由もわからんではない。
わたしのこと憎いなら憎いでもいいし、別にその気持ちはわかるから構わないんだけど、恩義のある親類の前で怒鳴ったり、医療福祉関係者からの緊急連絡に不機嫌剥き出しで無礼な対応することについては「マジでいい加減にしろ」とはずっと思っていた。

何より、アンタ呼ばわりが嫌なのは勿論そうだが、それより、相手の人柄やポジションや役割を見て「この相手になら、この人物の前ならば怒ってもいい」と判断して見下してやっているのが透けて見えるのが本当に嫌だ。

些細な事でわたしに激昂するのを目の当たりにした親類はわたし等を家族または兄妹揃いで家に招待しなくなったし、わたしに直接連絡とって会いに来るようになった。
そしてそういうのは電話やメールであっても伝わる訳で、病院関係者や訪問看護ステーションからは緊急連絡先変えるよう言われ、非礼を謝罪して伯母夫婦に切り替えた。
実害が出ている。

だからもう、関わらなくていいならそれはそれでなんかもういいや…という気持ちになってきている。
怒り出さないようにご機嫌を伺って過ごすのも、怒りを向けられる度に見下されているのを感じながら我慢するのも疲れた。

良いところも優しいところもあるけど、相手を見て不機嫌に振る舞ったり声を荒げたりして人にストレスを与え、不快な思いをさせたり気遣いさせていることにまったく気づいていない人間にどう対処すればいいのか。
これまでも母が来たときや祝い事があるとき以外は接触を避けて、共通の話題以外はメール等の遣り取りも控えてきた。
しかし一緒にいて喜びや嬉しさ或いは楽しみを共有する幸福も、一瞬でブチ壊されるリスクが常に伴うストレスが上回ってしまう場合どう付き合っていけばいいのか正直わからない。

ちなみに、「先に喧嘩腰になったのはそっち」と伝えたあとの返信は「あっそ」だった。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?