P)Candfans大型サイトリニューアルに関する覚え書き
おはようございます!
ファンクラブサイトCandfansが先日大型リニューアルを行いましたね。
詳しい変更点等はサイトのお知らせ欄から確認できるのでそちらを見ていただきたいのですが、この記事では主にクリエイター目線から、今回の変更点の中で注目すべき点と、個人的な所感を書いていきたいと思います。
Candfansリニューアルの総評
一言で総評を書くと「中途半端」です。mynfansのようにスマホユーザーに特化する形でTiktokやYouTubeショートみたいな要素を入れて、あまりPCユーザーを考慮しない形に振り切っているような部分がCandfansには見られません。
新しい機能が加わったかと思えば旧来当たり前のように使えてた要素が消えてしまったり、せっかく拡張性のある要素を追加したのにそれがどのように活用されるのかが全くわからなかったり。
ただ、相変わらずクレカ決済を安定して通しているところや、手数料がそれほど高くない、振込サイクルが早まっているなど、お金まわりの充実っぷりは健在。ここがある限りプラットフォーム選択の候補には上がり続けると思います。
ぜひクリエイター、ユーザー双方の意見を取り入れてサイトをブラッシュアップして成長していって欲しいと切に願っています。
この先は、僕目線による細かい部分の講評をしていきます。
投稿閲覧画面
全体的に丸みを帯びたデザインになっていて見映えの印象は良くなってるんですが、動画再生画面も四隅が丸くなっているのは要改善ポイントと感じます。
本来クリエイターは16:9の長方形の画面で見るのに最適化して動画を作っています。再生画面の角が丸くなってしまうと、四隅に見えない部分が出てきてしまい、本来の形で動画が再生されないことになってしまいます。
「ほんのちょっと四隅切れるくらいなら視聴に影響ないでしょ?」というのは、作品制作に関わっていない第三者の意見、もしくは動画を見るだけのユーザー側の意見です。作り手としては、自分が作ったものそのままが公開されるのではなく勝手に変形されてリリースされるというのはやめて欲しいと思うものです。
最初からこのように表示されることが明示されている、もしくは変更点の一つとして「投稿した動画のサイズとは多少変わった形で再生されます」のような注意書きがあるなら話は別ですが、今回はそういう注意書きはどこにもありませんでした。
おそらく作り手は「デザインの変更」くらいの感覚で見栄えや全体のバランス等を考えて変更を加えたのだと思いますが、これは一変更点として明示して欲しかった。もっというなら角丸は一切採用しないで欲しかった。
「全画面表示やピクチャーインピクチャーなら本来の形で見える」というのはあるんですけど、ユーザーが作品の中身を視聴する可能性のある場面全てにおいてそのように再生できるのが本来あるべき姿です。
例えばYouTubeだったら、ショート動画のサムネイル表示や、再生履歴画面などでは角丸の表示になっていますが、動画再生画面では全て本来の形で表示しています。本来はデザイン考えるにしてもこういう風にすべきなのです。
サンプル動画
以前よりサンプル動画導入は求める声がありましたが、今回ついに導入されたという形です。myfansが本編から15-30秒以内で抜き出しなのに比べて、別途サンプル用の動画を設定できる利点は大きく、myfansとの差別化要素になり得ます。
しかし同時に「サムネイル画像設定不可」になったのは正直理解に苦しみます。利点があるなら納得できますが、全くもってそんなものありません。もしかしたらシステム上の都合でそうせざるを得なかったのかもしれませんが、そこは頑張ってサンプル画像設定機能も据え置きにして欲しかった。
善後策として「サンプル動画の冒頭にサムネイル画像を数秒配置する」というのがありますが、正直手間です。システム改修が待たれます。
コンテンツタグ
今まではフリーワードでタグを入力していましたが、今回選択式のタグ設置が可能になりました。
「カテゴリ」「ステータス」「シチュエーション」の3種類に分かれていて、それぞれ選択できる内容が微妙に異なります。
これを導入した意図を推察するに、おそらくCandfansも「オススメ機能」を導入しようとしているんじゃないかと思っています。ユーザーの趣向に合わせて最適なクリエイター、動画をお届けすることができたらかなり使いやすいサイトになります。
もしくは一般的なエ〼サイト同様カテゴリ検索を充実させるためかもしれません。こちらは導入も簡単そうですし、ないよりある方がユーザーは圧倒的に便利になります。
しかし現時点では特に活用されている様子がありません。おそらく今後導入するための布石として試験的に導入されたものと思っています。ここは今後の展開に大いに期待です。
珍貝の考えるCandfansの行く末
ここからは直近の話ではなく、今後Candfansがどのようなサイトになっていくのか、もっというとどのように進化していけば生き残れるのか、という考察を行っていきます。
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