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質問箱005:デビュー後の問題

※Twitterの質問箱に寄せられた質問を、別途アーカイブしておきます。また随時、加筆修正を加えていきます。

①ありがちな問題

デビュー後に待ち受ける問題は、イロイロありますが、思いつくまま書き出すと……以下のような感じでしょうか?

・2作目が描けなくなる問題
・2本目が通らない問題
・担当とケンカする問題
・編集長と合わない問題
・生活が乱れる問題
・時間がない問題
・金がない問題

投稿作は自分の描きたいものを描いた「作品」ですが、デビュー後は「商品」を作らないといけません。正確には、商品となる要素を持った作品ですね。

②しばらくは二足の草鞋

デビュー作で燃え尽きてしまう人もいますし、デビューしたら企画案が通らない・ネームが通らないという問題も出てきます。担当編集との志向の違いや、担当とは良好でも編集長の方針と作風が合わないなど、イロイロあります。

漫画家では少ないですが、小説家とかデビューして会社を辞めちゃう人とかいて、生活が困窮しますね。漫画家の場合は、アシスタントで食いつなぐという手もありますが。小説家だと、副業を持っていないと辛いことが多いようです。

③自分を律する

自営業は時間が自由ですが、そのために睡眠時間とか食生活が乱れ、またお酒に溺れる人も多数見てきました。自宅では酒を飲まない・一人では酒を飲まない・野菜を意識的に採る・運動を習慣化するなど、健康管理には気をつけたいです。

結局お金の問題が大きいので、小規模企業共済とか、勉強しておくことが大事になります。また、税務署の職員も知らない人間が多いですが、作家は白色申告でも赤字の繰越が認められる、数少ない職業ですから。作家初年度の赤字も、青色でなくても繰り越せます。

この質問箱では、もう一歩踏み込んだ回答を心がけていますので、質問をお待ちしています。

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