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中国武漢のお母さんの中華のつくりかた

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中国武漢の義母が教えてくれたレシピをご紹介。餃子・炒飯・チンジャオロース…ぜひここで味わっていってください。
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#私のイチオシレシピ

武漢出身の夫に、武漢のまぜそば「熱乾麺」をつくってエア帰省してみた

今年は帰省できない人、きっと多いですよね。 うちの夫もそのひとり。 今年ばかりか、あと何年も帰れないかもしれない。 だって故郷が、中国の武漢だから。 武漢には、大好きな89歳のおじいちゃんがいるのに。 武漢には、0歳からの仲良しで幼なじみの李欣がいるのに。 武漢には、中国で最高においしいまぜそば「熱乾麺」があるのに・・・。 もしも私の大好きな故郷、東京が同じようなことになったら? もし今海外にいて、この先ずっと東京に帰れないかもしれないなんて、私には想像ができません

トマトと卵のふわとろ炒め|中国のお母さんの本格中華のつくりかた

人類は、まっぷたつに分けられる。 トマトと卵のふわとろ炒めを食べたことのある人か、 残念ながらまだ食べたことのない人か。 私は中国人の夫の母に会う8年くらい前までは、前者の人間だったんです。何も知らずにのうのうと、20数年生きてきました。 でもひとたび出会ってしまうと・・・ トマトの旨みとトロトロの食感、卵のふわふわ、奥にひそんだねぎの香ばしさ。 なぬ・・・こんなおいしいものがこの世にはあったの? もうこの味を知らなかった世界には戻れない。 この食感を舌が覚えてしまった

はじめて出会った、じゃがいもシャキシャキ炒め|中国のお母さんの本格中華のつくりかた

中国人の夫のお母さんがつくってくれる家庭料理には「なぜこれは日本の中華料理店にないの?」と思うくらい、おいしくて日本の人も絶対好きだろうなというものがあります。 その「日本にないのを憤るレベルでおいしい中華ランキングNo.1」にみごと選ばれたのが、じゃがいもシャキシャキ炒めです。私調べです。 探せば日本の中華料理屋さんにだってあると思うけど・・・でも、もっと人気が出るはず。家庭料理にだって進出できる。君はまだまだいける! 初めて食べたときのことは、今でも忘れられません。

中国・武漢のお母さんの魅惑のきゅうりのつくりかた【在宅中のストレス解消になるよ】

「外出自粛生活、ストレスたまる!」って人いませんか?そんな時は叩きましょう。きゅうりを。 中国武漢に住む夫の母がつくる料理は、日本の中華料理店ではあんまり見かけないけれど、ついやみつきになる味のものがほとんどでした。この魅惑のきゅうりは、私の中の「やみつきランキングNo.1」に輝くもの! 叩いたきゅうりに絡まるタレが、甘さと酸っぱさと塩気がいいバランスで混ざり合っていて絶妙。にんにくや生姜やねぎと合わさるともう、お箸が止まらない止まらない!まさに魅惑なんです。きゅうりのく

中国・武漢のお母さんの本格チンジャオロースのつくりかた(15分で完成!お肉ぷりぷり)

事件は、金曜日の夜7時10分に起きた。 お腹をすかせた1歳と3歳の息子たちが台所をウロウロする中、焦りモードでピーマンと豚肉を細く切り終えた私。あとは炒めれば、5分でチンジャオロースが完成する。 「もうちょっとでご飯だからね〜」とアタフタしつつ、いつも愛用の市販のタレを戸棚からゴソゴソと探す私。でもそのタレがその日に限って・・・ 慌てふためく私に、ひとつの解決策が舞い降りた。 「中国のお母さんに、つくりかたを聞いてみよう」 義母は中国の武漢に住んでいて、感染症対策の

中国・武漢のお母さんの本格餃子のつくりかた【肉汁じゅわっ、皮もちもち、焼き目パリッ】

お家にいるのが飽きちゃった…そんな人はいませんか?じつは私もそう。中国の武漢に住んでいる、私の義母はもっとそう!だってもう2ヶ月も家の中にいるのですから。 桜の咲く季節に、毎年日本に遊びに来ていた義母。いつもは当たり前のように食べていた、義母のつくる餃子がちょっぴり恋しい・・・ そこで、義母にあの餃子のつくりかたを教えてもらうことにしました。テレビ電話でつないで細かく教えてくれました。まるで料理教室のオンラインレッスン(笑) 教え通りにつくってみると…めでたく義母の味が