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中国武漢のお母さんの中華のつくりかた

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中国武漢の義母が教えてくれたレシピをご紹介。餃子・炒飯・チンジャオロース…ぜひここで味わっていってください。
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#いま私にできること

不安を湯気にする!もち・ふわ・ジューシー肉まん|中国・武漢のお母さんの中華料理

不安になると食べたくなるもの。それは、肉まん。 28歳で北京の広告会社に転職した時のこと。同僚は中国人の女の子ばかりで、お昼休みはちょっとだけ苦痛でした。まだ中国語もそんなに聞き取れなかったから、みんなが何で笑っているかもわからないし。同僚に気をつかわせたり、頑張って合わせて一緒にいるよりは、ひとりで過ごすほうが気が楽でした。 ある日のお昼休憩中、時間をつぶそうと近所を散歩してみたところ、アパート群のある団地の入り口で、とてもローカルな肉まん屋さんを発見したんです。お店は

もちもち!ごちそう本格ちまき&おこわ|中国・武漢のお母さんの中華料理

「STAY HOME」とかオシャレぶっても、しょせん家ですごす退屈な休日。ああ、つまらない。 そんな退屈な休日を絶品にするアイデアがあります。それは、本格ちまきをつくること。私の中で、ちまきは「絶対作れそうにない中華料理ランキング」の第3位には入ります。1位は北京ダック。2位は…うーん。 ちまきは、子どもの日に食べるものとして知られていますよね。その習慣は中国が発祥なんだとか。5月は中国では田植えの季節。邪気を払い、無病息災をねがう意味で、香りのある葉っぱでご飯を包むこと

中国・武漢のお父さんの黄金炒飯のつくりかた(家にあるものでパラパラ本格派!)

「外出自粛中、ご飯づくりが大変!」という方、いませんか? 私もそう。いま食材を買うのも大変ですし、切って、つくって、お皿を洗って、片付けて・・・。それが1日に3回も!もうずっと台所にいるようです。 それに我が家には1歳と3歳の息子がいて、毎日が食べこぼし祭り。食べさせるのも一苦労、そのあと汚れたテーブルや床の掃除をすると、体力も精神力も奪われていくような気さえします。 やらなきゃいけない仕事も溜まっていて、家族が起きてくる前か、夜中に作業しなければ終わらない日々。ぐった