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医療資金調達

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#中国医療業界資金調達

優微生物が億元のシリーズB資金調達

優微生物が億元のシリーズB資金調達

先日可溶性マイクロニードルドラックデリバリー技術の優微生物が1億元近くのシリーズB資金調達を受けたと発表した。今回は千骥資本による単独出資。今回の調達資金は可溶性マイクロニードルが消費財領域と医療領域における事業展開、製造キャパの拡大に使用する。

優微生物は可溶性マイクロニードル経皮ドラックデリバリー技術の国家級ハイテック企業である。同社が自主開発した第三代可溶性マイクロニードル技術のコア技術特

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チェーン営透析センターヘッドの達康医療が4億元資金調達

チェーン営透析センターヘッドの達康医療が4億元資金調達

2022年6月29日チェーン営血液透析センタートッププレイヤーの達康医療が4億元のシリーズE資金調達を受けたと発表した。江西省赣江新区国資プラットフォーム赣江が出資を主導、中央企業農村産業投資基金株式有限会社(以下、央企農村投資基金と略)と江蘇地方国資南京ハイテック新浚も出資した。
今回は中国で独立血液透析センター医療サービス領域において近年最大規模の資金調達金額となった。今回の資金調達後に同社が

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医療機器CDMO+CRO業界、中国東勱医療グループが三千万元Pre-A資金調達

医療機器CDMO+CRO業界、中国東勱医療グループが三千万元Pre-A資金調達

先日中国江蘇東勱医療科技有限会社(以下、“東勱医療”と略)が3千万元の Pre-A資金調達を行ったと発表した。 今回の調達資金は主に同社の無錫CDMO+CRO産業サービス基地の建設、情報関連の整合と運営およびマーケティングに使用する。

東勱医療は2020年に設立して以来、東南大学蘇州医療機器研究院及び蘇州高新楓橋新興産業投資有限会社から千万元単位のエンジェル融資を受けてきた。同社は2年間に子会社

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AI+新薬開発の中国華深智薬が5億元シリーズA資金調達

AI+新薬開発の中国華深智薬が5億元シリーズA資金調達

先日中国の華深智薬(Helixon)社が5億元近くのシリーズA資金調達を受けたと発表した。同社が今後AI生かした新薬の研究開発、事業開発、AI計算能力の向上などに注力する勢いを示した。
華深智薬が2021年6月に設立して以来、多数のタンパク薬品設計と計算法のモデリングの開発を取り組んできた。同社が次世代人工智能計算プラットフォームの構築を目指しており、自主研究開発した高通過量のバイオエンジンイアリ

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中国玄宇医療が億元単位シリーズA資金調達、心房細動PFAアブレーション機器が臨床試験初症例登録

中国玄宇医療が億元単位シリーズA資金調達、心房細動PFAアブレーション機器が臨床試験初症例登録

先日中国上海玄宇医療機器有限会社(以下、“玄宇医療”と略)が億元シリーズAの資金調達を受けたと発表した。調達資金は同社の製品パイプラインの研究開発、臨床試験、人員に使用する。

玄宇医療が2020年に成立した末梢血管電気生理インターベンション領域のハイテック医療機器企業である。同社が既に心房細動、静脈瘤などの疾患領域向けに革新な医療機器をソリューションとして提案してきた。同社が自主研究製造したパル

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中国睿触科技が千万ドルシリーズA資金調達、グローバル先端手術ロボットプラットフォームに注力

中国睿触科技が千万ドルシリーズA資金調達、グローバル先端手術ロボットプラットフォームに注力

先日手術ロボット企業の中国上海睿触科技有限会社(以下、“睿触科技”と略)が千万単位のシリーズA資金調達を受けたと発表した。今回の調達資金は同社傘下の手術ロボット製品のNMPA登録申請、市場開発、ブランディング、複数の製品ラインの研究開発に使用する。同社は2022年の半年間に既に2回の資金調達に成功している。
睿触科技は成立して以来の3年間に短い間に多数の製品を展開してきた。腫瘍穿刺ロボットが既に上

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たんぱくの組み換え学の自主研究開発の格物致和が1億元シリーズアAの資金調達

たんぱくの組み換え学の自主研究開発の格物致和が1億元シリーズアAの資金調達

先日中国の格物致和生物科技(北京)有限会社(以下、“格物致和”と略)が1億元のシリーズ Aの資金調達を受けたと発表した。今回の調達資金は同社のタンパク質の組換学などのイノベーション技術プラットフォームの自主研究開発を持続させることや自主研究開発の新世代高感度単一タンパク検査システムおよび関連の神経変質病変のバイオマーカー検査キットの開発と薬事登録に使用する。
格物致和が2019年11月に設立した脳

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中国高通医療の低温プラズマシステムが1万軒以上の病院に導入

中国高通医療の低温プラズマシステムが1万軒以上の病院に導入

外科手術の臨床現場では切断、分離、止血などの一般操作に金属製メスから高周波電気メス、プラズマカッターなどの外科手術機器に発展してきた。

近年プラズマメスが整形外科と運動医学の臨床現場において不可欠な存在となっている。プラズマメスは気化とアブレーション速度が速く、エネルギーが集中しやすく、小範囲で作用できるため、手術時間と回復の時間短縮に寄与する。また低温プラズマメスはアブレーション、止血、切断な

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領博生物:人工血管を切り口に、再生医療プラットフォームを構築

領博生物:人工血管を切り口に、再生医療プラットフォームを構築

6月17日に中国医師協会血管外科医師分会第四回学術年会において、アジア血管学術連盟血液透析アクセス青年連盟理事長の傅医師が「PULSSIBLE™生物人工血管動物実験状況の紹介」のレクチャーをされた。
2022年3月に南開大学の孔德領教授と王愷準教授が「Science Advances」で発表した人工血管に関する研究論文の結論においてポリマーファイバ増強骨格の人工血管の良好な通行性と再生性が動物実験

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中国電気生理プラットフォーム型企業のArtechmed(安鈦克医療)が1億元近くシリーズC資金調達

中国電気生理プラットフォーム型企業のArtechmed(安鈦克医療)が1億元近くシリーズC資金調達

中国国内先端イノベーション電気生理プラットフォーム型企業のArtechmedが1億元近くのシリーズC資金調達を受けた。今回の調達資金は同社のイノベーション電気生理製品の研究開発、臨床登録およびマーケティング活動に使用する。
中国では不整脈患者のうち心房細動患者が1000万人超えと言われている。心房細動症例の脳卒中リスクが非心房細動の5倍増であり、心房細動の脳卒中症例は高い障害率、高い致死率、高い再

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