私の京都移住、そして2年後。
ライフステージの変化、失恋、メンタルブレイク、転職。
ひとさまから見たら決してポジティブではなさそうな理由で、京都へ来た2年前。
もともと生まれも育ちも京都なので「京都へ戻ってきて、まちのために貢献してる!」と言われる。
けれど、残念ながらその気持ちはないし、その言葉に違和感がある。
私が大学までを過ごしたあの頃の京都からは姿が変わっているのだから、「戻る」ではなく新たな京都へ「来た」感覚。
もう1つ、「まちのために」もなんか違う。
もともと、すごくぼんやりした対象にモチベーションが持てず、東京で営業をしていたときも「このマーケットの拡大のために!」と言われても、心からのやる気は起きない。
けれども、「この会社の◯さんのために」と「人」が見えると、愛情と熱量が表れるし、向き合いたくなる。
結局、2年前からの私の京都移住計画とは。
いろいろな過去の自分の特徴を振り返ってみて思う。
今回への京都移住は
「come back to Kyoto」ではなく
「go to Kyoto」な感じ。
そして、今もここで生きているのは
「この人といると、人間的に良い自分になれそうだ」「自分が好きな自分でいれそうだ」を見つけたから。
人は人で磨かれると信じて。
その出会いの場に多く立ち会いたいし、できればつくりたい。
そんな想いが、ラーメンだけではなく本を食べられるまち「一乗寺」で溢れてきたので、思わず投稿してしまった。