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おうち時間でイベント企画運営②

おうち時間で私は、2本、オンラインイベントの企画運営をやらせていただきました。慣れない部分もあり、反省点もたくさんありますが、これまでのイベント参加者側からは見えなかった学びが多くあり、この経験は教育現場における学びのデザインだったり、地域コミュニティの運営だったりに活きてくると思ったので、記録しておこうと思います。

イベントその2

このイベントは「学生の学生による学生のためのイベント」として、私含む5人の大学生で企画をしました。

まずはじめに

まずこのイベントがイベントその1と違うのは、スピーカーがいて1回完結でレクチャーする形式、ではなく、コミュニティとして人に集まってもらい、共に作っていくというスタンスで、定期開催していく前提でのキックオフであることです。なので、まずはどんな人向けにどんなバリューを提供するコミュニティにするのかを考えました。ターゲットを絞るという意味では、イベントその1と変わりません。

課題とニーズ分析

ターゲットを明確にしたら、そのターゲットがコミュニティに求めるものを考え、コンテンツを作っていきます。このイベントも自分たちと近い目線の人をターゲットにしたので、「自分が参加者だったら?」と想定して徹底的に課題とニーズの分析をしました。

大切なこと

そして、各方面から支援とアドバイスを頂きながら、ある程度コンテンツが固まってきた時、私たちは大切なことに気づきます。それは「how」にこだわりすぎて、それしか見えなくなってしまっていたということ。中身が固まってくればくるほど、「どんなことをどうやってするか」という所ばかりに目が行って自分たちが「なぜ、どういう思いで」このイベントを作っているのか、ということを見失ってしまっていました。そこを企画メンバーで再確認をすることでぐっと前進しました。

そして本番

そして、自分たちのパッションを大切にしながらイベントの流れを詰めていき、本番。間があいてしまったり、運営同士のパイプが弱かったりと、オペレーション周りは反省点もありましたが、運営の自分たちも参加者の皆さんと一緒の目線で議論ができた時間はとても楽しかったです。

次回への課題

私たちを1番悩ませたのは集客です。始めの1歩ということもあり、なかなか人が集まりませんでした。参加してくれた方がより幅広い交流ができるようなコミュニティを作るために、キックオフに集まっていただいた方の意見を聞いたり、運営で反省とイベントのコンセプトの再確認をしたりして、コンテンツをより魅力的なものにしてより多くの人に興味を持ってもらえるよう改善中です!後日このイベントの詳細レポートを書くので、興味がある方はぜひ参加してください!!

人が集まる場、学ぶ場をデザインするということ

おうち時間でふたつのイベントを企画して学んだこと感じたことはたくさんありましたが、教育や地域に関連してだと、最初に述べたように授業設計や地域コミュニティの形成に活きてくる部分があるなと思いました。まずは、参加者の設定を徹底的にすること。学校や地域では参加者は決まっているので参加者がどんな人なのか徹底的に分析すること。そして、投げかける問いやテーマを設定するときは参加者の「読後感」を大切にすること。自分が思っているよりも企画の趣旨やメッセージは伝わらないことを念頭に。ゴールをどこに落とし込むのか自分の中でしっかりと明確にして、逆算しながらプロセスを組んでいくこと。企画をする中で自分の中に生じる少しの違和感も流さずに徹底的にその違和感の原因を探って軌道修正しながら進むこと。考えれば当たり前だと思えることもあるかも知れませんが、これができると当日にファシリテートで多くを語らなくても参加者が自分たちが伝えたいことを受け取ってくれるのだということを実感しました。

では、本日はここまでとします。読んでいただいた方、ありがとうございました!!


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