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今年の北京で行われた両会について
今年の両会、やはり例年通り経済に関する話が目立ちました。
・農村を盛り上げて、経済力を上げましょう!とか。。。(毎年言ってるかな)
・デジタル経済:「新インフラ」を背景に、ビックデータ共有システムの構築をより推進し、技術と管理レベルを上げて、データ共有の安全性を保証しましょう!とか
これに関しては皆さんもご存知の通り、中国では、ほとんどのデータが電子化されます。これらをもっと活かしていこうというわけです。5Gに向けてより強化していく分野でしょう。
・エコ物流:都市部配送企業のガソリン車を新エネルギー車に切り替える割合を加速し、無人配送運営を使っての納品の実現を提案。
中国では無人運転を使っての配送が実験的に進んでいます。デリバリーがうまくいってるので、これに関してはいち早く採用していきたいのでしょう。IT分野とともに力を入れてくることは間違いないでしょう
・小企業への融資:小微企業に対して緊急救助措置を実施することを提案する
本当か。。。?たぶん起業促進みたいなものなのかな。
両会というのは報告会としての重要な会議で、大体すでに決まったことを話すのです。なので、香港に関する発表はやはりみんなを驚かせました。経済に関することについては真新しいことを言うより、
「こういうことが問題だけど、中国の今の力で解決できるよ!」という宣言こそがこの会議の毎年行なっている経済分野の発表です。
実際、農村市場はこの二年間ずっと次のブルーオーシャン市場と見なされています。情報化社会をより取り入れるには、それを導入すること自体問題ではなく、どのように既存の内容をデジタル化させるかが難しい問題です。やっぱりインターネット自体がなかったり、そもそも農民がこれらを使用しない(使い方わからない)というのが大きな要素ですよね。
ただmコロナウイルス が起こったことで、この環境が一転するかもしれません。
国民全員の健康状態をチェックするデジタル化の普及は例として出されました。今後は5Gインフラが農業に深く入り込んでいくかもしれません。やはりここの貧困率を改善することが、一番分かりやすい経済復活の一歩ですからね、
あと、共産党自体も党ができた頃からずっと、農民が重要だと強く強調しています。
香港の話が話題になっていますが、こういう経済分野はどのように変わっていくのか楽しみです。
(基本両会では新たな法案を出すようなことはないのです。報告会ですから。)