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人間は、負けるとわかっていても、戦わねばならない時がある。 By Umeko

福沢諭吉が、かつて言った言葉で、続きがある。 

「人間は、負けるとわかっていても、戦わねばならない時がある。だから、たとえ負けても勝っても、男子は男子なり。勝負をもって人物を評することなかれ。」 

うめこさんは日々、無謀な戦いをしているのでしょう。 

その戦いは熾烈で、手足が吹っ飛ぶぐらいは当たり前、生きていたら儲けモノ。 

戦えば、負けることもある。 それは勝負の運なのだろう。 全戦全勝は夢でしかない。 

最前線で戦ううめこさんに、弾薬を運ぶ程度しかできない、新兵の自分が歯がゆい。 戦いの場所にも上がれない。 

それでも、黙々と弾薬を運ぶのだ。 


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