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祭りのあとの淋しさが         いやでもやってくるのなら

お祭りは何時かは終わる、理由は様々だろう。 

人々が消え去り、ぬくもりもなくなったその場所に残るのは、お祭りがあったと言う記憶だけ。 

そう、お祭りは何時かは終わる。 

だから、今は、お祭りの熱気に浸っていよう。 

そう思う、うめこさんの記事紹介。 

吉田拓郎 祭りのあと  

祭りのあとの淋しさが 
いやでもやってくるのなら 
祭りのあとの淋しさは 
たとえば女でまぎらわし 
もう帰ろう、もう帰ってしまおう 
寝静まった街を抜けて 

人を怨むも恥ずかしく 
人をほめるも恥ずかしく 
なんのために憎むのか 
なんの怨みで憎むのか 
もう眠ろう、もう眠ってしまおう 
臥待月の出るまでは 

日々を慰安が吹き荒れて 
帰ってゆける場所がない 
日々を慰安が吹きぬけて 
死んでしまうに早すぎる 
もう笑おう、もう笑ってしまおう 
昨日の夢は冗談だったんだと 

祭りのあとの淋しさは
死んだ女にくれてやろう
祭りのあとの淋しさは
死んだ男にくれてやろう
もう怨むまい、もう怨むのはよそう
今宵の酒に酔いしれて

もう怨むまい、もう怨むのはよそう
今宵の酒に酔いしれて




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