「チャイム」の1章を読みました

「チャイム」1巻を読了しました。
新鮮な気持ちで楽しめました……。面白かったです。

いろいろと、思い出せた気がしました。自分が張っていた伏線やキャラの思考など、個々の要素だけでなくて、そもそも自分がどのようにして物語を組み立てていたのか どのようにものをつなげて、逆算して、文章を書いていたのか……というところが少し取り戻せたので、なんだか書けそうな気がしてきました。気がしてきただけで、ここから一文を書き始めるために、いっぱい準備をする必要があるのですが……。

自分をチャイムにもう少しだけ慣らすために、2章の校正作業に入ろうと思います。

1章を本にしたときは、製本するにあたって、とにかく文章の添削(もっと読みやすいように……わかりづらい部分は削って……)とこちゃこちゃして、結果誤字脱字や体裁チェックが疎かなまま本にしてしまったのですが、
2章を本にする際には、読みやすくなるようにというのは念頭に置きながら、あんまり元の文章を変えないようにしたいな、削らないようにしたいなと思っています。

数年が経っているので、もちろん1章を読んでいる間にも、読みづらい文章、気になる表現などがたくさん見つかっているのですが
もしかしたらここはいらないんじゃないか、と思った部分が次のシーンへの架け橋になっていたり 伏線だったり、私なりに考えて配置した言葉、組んだ文章なんだ、ということを、1章を読みながらひしひしと感じたので
何回も読み返しつつ、あまり当時の文章を変えないまま、いいものになるように、時間をかけて仕上げていきたいな、と思います。

というわけでぼちぼちアップ済みの2章をまとめて、再読するのですが……いろんな意味でドキドキしています。2章(通称つみき編)は、1章でおこなった「チャイム」の世界観を基礎として、私がやりたい!と思ったことをほぼすべて詰め込んだ話だったので……。

いろんな方にいただいた2章の感想(本当にとてもありがたいです)を読み返して、期待半分、不安半分……不安の方がやや多めですが、
向き合って、読んでみようと思います。とっても楽しみです!

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