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#政治家はマスクして 

アホみたいに、下手すると、毎日このタグを使う羽目になる。
さて、コロナ禍になって何年経っただろう。
パンデミックは消え去ることなく、日々変異株と感染者を増やしていく。
なぜ?
答えは単純で、適切な予防方法を取れないからだ。
原因は経済であったり、価値観であったり様々なのかも、複雑である。
マスクをする、換気をする、精度の高い頻回検査を行う、感染者には適切な隔離と治療、社会的保障をする。
それと並行し、ワクチンやお薬など研究を進めていく。
後者は一般人にはできないが、前者は一般人社会で継続してやっていくことは可能なはず。その為に税金などもあるはずなのだから。
しかし、そうは問屋が卸さない。
なぜ?
いろんな価値観や、利権などが絡み合って、至極単純なはずの予防策は、遠回りし、的外れな方向へと日々進んでいく。

「もう波も落ち着いたでしょ?」
「後遺症とか信じてないし。」
「みんなかからないと終わらない。」
「同じ病気している人もそんな気にしてないですよ。」
(*私は現在乳がん治療中です。)

そんな言葉を投げかけられる。
世間一般はもはやそんなものなのかも知れない。

そんな世間の慣れてしまった空気感を作った一旦に特に私は我慢ならない。
もちろん、政府や各省庁、地方自治体などにも言いたいことはある。
しかし、そこらへの意見をあたしたちの代わりに届けてくれるはずであろう政党や政治家自身のコロナへの軽視がそこここに見られる。

2022年政府は大々的に外ではマスクを外そう!というキャンペーンを展開した。GO TOトラベルなど観光業界への力寄せだったのかと思われる。
たくさんの野党の方も、それについて批判していた。
が、選挙の際、街宣の際、普通にスピーチする時にマスクを外される政治家が見受けられた。

SNSで写真が回ってくるたびにげんなりした。
それについて書くと、この期間だけは・・・とか選挙に勝つ為に・・・
みたいな謎の擁護が返ってくる。
マスクを外すとどのくらいの票が取れるのか?
マスクを外すことでことで逃す票は無いのか?
データがあるなら出してくれという話だが、そんなデータはどこからも出てこなかった。

確かに外で、大きな車の上にいて話すならマスクはなくてもいいんじゃ無いか、と思うかも知れない。
そういうことを言う人は、そのスピーカーの後ろに立っているスタッフや、横に並ぶ候補者などのことは考えないのだろうか。
そこにソーシャルディスタンスはきちんと取れているのか。
そして、もう一つ。
政治家として、誰かの代表、代弁者として立つ立場。
その立場の人間が、きちんとした防疫をやって見せなければいけないと思う。マスクをせずに話すその姿を見て、何と無くかも知れないけれど外でならマスクを外してもいいのだろうと言う、緩さを生むことになる。
常にコロナについての情報を探して調べてい人ならともかく、一般の方は、テレビで展開されるGO TOキャンペーンとも相まって、マスク外してもいいんだとコロナへの警戒は薄まっていく。
ほぼ効果がないと言われているウレタンマスクについても同じこと。
まず効果が認められていないのに販売されていることも問題だが、それを政治家がそのウレタンマスクを着用することで、ウレタンマスクでもいいんだと言うイメージもついてしまう。
ご自身の政治家のスタンスとは別問題で、影響力が自分にはあるのだという事をきちんと認識した上でどうするかを考えてほしい。
反対に言えば、政治家がきっちりマスクをする事で防疫への意識が高まることもあると思う。

小耳に挟んだ話では、支持者さんからはずしてと言われはずしてしまう方もおられたようですが(場所によって外される方もおられるようですが。。)そういう方にこそ、しっかりと今のコロナの状況、そしてマスクの有効性を説明できて欲しいです。

そしてその為には、特に政党は専門の部署なりチームなりを作り、対象を海外にも向けコロナに関する情報を常に収集し、まとめ、ガイドラインを作り各地、議員や候補者に知ってもらえるようにするべきです。
あと、3年は終わらない、いや10年以上なんじゃとおっしゃる方もおられます。それは、どう防疫できるかにかかっていますし、ロングコビットで苦しむ人も多い、そこから派生する社会問題はすでにたくさん出てきている。専門チームを作って得た知見は必ず、これからの政策にも生かせるはずです。
そして、ここまで感染が広がっている、そしてさらに感染力の高い株の話も出てきている中、たくさんの人の前で、そして生活相談などでたくさんの人と対面しなくてはいけない政治家さんや候補者さんのためにも高機能マスク(N95、KF 94など)を支給して必ずつけてもらえるようにしていただきたいです。党できちんと予算を割いて必ず。
これは政局とか、誰かの不安解消とか、そういったものではなく感染を防ぐためのものだからです。
コロナ対策に予算をさけ!と国会でいうのに自分たちは出し渋るでは本末転倒です。
そもそも、一般人のあたしみたいなのはコロナ禍、他のものを我慢したりしてマスクや消毒用品に日々、お金を払わざるを得ないのです。あれこれ削り、うつらないこと、うつさない事のために、支出しています。

個別の事情によりマスクができない方もおられるかもですが、その場合はその旨アナウンスをしたらいいと思います。無理なのに強要するのも、マスクを外せ、と同様ハラスメントだと思いますし、うやってアナウンスをすることで、マスクができない方もいること、そういった人たちのためにもできる人はしましょうと、知らせることもできます。

ちなみに、屋内での演説会や対談に空気感染には無意味なアクリル板を立てて、ノーマスクで喋っている、というのもみかけます。車も屋内ということをお忘れの方もおられます。
外から帰ってきたら事務所でよいしょとマスクを外す。そういうのもなしだと思います。屋内はもってのほかです。
政治に関わる方はご年配や、弱者の方もおられる。そういった人たちに絶対うつさないように!という姿勢を示せなければ、それらの人のための政治をと言われても、嘘くさいとしか思えなくなります。

残念ながら人は簡単に緩んでしまいます。だからこそ、前に立ってやって見せることのできる政党や政治家さんが、文句を言われるからとか、誰かが安心するなら、ではなく防疫、安全な環境づくりのために防疫対策をきちんとして欲しいです。

マスクしていたら伝わらない?票が取れない?
マスクしてようと伝わる方法を、もっとしっかりと考えて欲しい。

マスクをしないことで「自分はかかっても平気。」「自分がうつすとは考えていません。」といっているのと同じになります。
非科学的なマッチョイズムとも思えます。

ノーマスクの様を見て黙って離れていく人、近づいてこない人だって世の中にはいるのです。その人たちの声も、きちんと拾って欲しい。
そのためにもあたしは絶対に黙りません。

#政治家はマスクして  

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