ランドナーいいなって話

ども、ちまきです。
みなさまランドナーっていうチャリの種類、ご存知ですか？

元々は旅行用に開発されたちょっとタイヤが太いロードバイク(ざっくりいうと)なんですが、僕はこれがすごく好きなんですっていう話です。

僕のチャリ　ブリヂストンのユーラシア

ランドナーってロードほど速くもないし、ママチャリほど便利な訳でもないんですよね。
1000kmとかの長距離ライド用だから街中で使うとある意味中途半端なんだけど、これが大人にちょうどいいかなと思った次第です。

僕は大学時代にビアンキのロードに乗ってたけど、なんか“速く走る＝かっこいい“みたいな感覚がありました。だからピチピチのタイツも履いてたし、クロスバイクに抜かれるとなんか無性に腹立ったりとか。
だけど31歳になった今は別にそこ(誰かより速いこと)にこだわりがないんですよ。

車とかバイクみたいに速くて簡単な交通手段があるのにそこで敢えてチェリっていう不便な移動手段を選んでいるのは、過ごした時間に意味を創りたい欲が昔っから強かったからかもしれないんですよね。
昔はその充実度をラップタイムとか誰かを実際に抜く(今思うとかんじ悪くて草)っていう結果で計ってたけど、今は体感で満足できるようになったというか。

昔みたいにガシガシ乗れるのも楽しかったけど、とにかく今はしっくりこない。
んで、そこにフィットするのがランドナーでした。

チャリは走る個室なんて言われるけど、まさに1人で居酒屋入って飲んでる気分。
ゆっくりフラフラと乗れるランドナーは、ほんのちょっとナルシスト感に酔いながら1人だけの時間を過ごせるんです。
中途半端だからこそ、目的ばっかフォーカスしないでふんわりしててもいいんだよ〜って教えてくれる。
だけど本気出したらどこまでもいけるぜっていうところにランドナーのかっこよさがある。

というわけで今日は東中野の松本湯を目指しました。

松本湯さんには初めて行ったけど、サウナすごいね。銭湯じゃないみたい。
だけど必死にマナーのクレームを大声で入れるお年寄りがいたり、ちょっとだけ治安悪かったかな...
そんなにカリカリせず、チル感満載でお互いの時間を尊重しあえたらいいね。