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1年後に祝福を

3月の初旬から怒涛のごとくお仕事にウェイトをとられている昨今。

平日はまぁまぁヘロヘロに疲れ切り、「アレクサあああ……つかれたああああああ……」と呟くといつも変わらぬテンションで「おつかれさまですぅ!」みたいに答えてくれるアレクサにはまったく癒されねぇし、ルンルンでエントリーしてた飛騨高山100kmはDNS確定して超絶しょんぼりだし(注:半鯖は走ります)それでもロング自主練はやるつもりだったりしてもはや手段と目的が完全に逆転してきたっつーかとりあえず同情するならねこをクレ!!みたいな感じで生きております。
ねこさえ、ねこさえくれればもう知らない人にホイホイついてっちゃう……!


私はキングダムが好きなタイプのオタクなのでキングダムに例えるんですが、今までは言うてみれば「伍長」のお仕事だったんですよ。軍の中では一番下っ端の歩兵を五人一組にして「伍」ってのを作ってね。基本はその伍で行動するんだけど、伍長の目端が利いて判断が的確であればその伍の生存率はめちゃくちゃ上がるし、逆に伍がバラバラだとせっかく集団化している意味がなくなるっつー、自分の戦闘力もそこそこありながら(一番に死んじゃったら伍が崩壊するからね)、メンバーそれぞれにも目配りをしなきゃいけない。ということで、私も目の前の敵(自分のお仕事)をやっつけながら、数名の後輩勢と一緒に楽しくお仕事してたわけです(後輩勢が楽しかったかどうかは知らんが)。伍としてはまぁまぁの働きをしてたと思う。伍メンバーにも恵まれてて「強力(ごうりき)!」つったらみんなささっと想定以上のスピードで強力(5人が固まって岩みたいになる防御姿勢でキングダム読者にしかわからない用語)をやってくれてめちゃくちゃありがたかった。さっき、伍の生存率は伍長によるっつったけど、あれは嘘だ。伍の構成人員、超重要でございます。

で、そこからの突然の百人将ですよ。
伍が複数集まってちょっとした軍隊レベルになり、信(キングダムの主人公)は、まだ貧相な装備ながらも馬に乗りはじめた上、「飛信隊」とかいう固有名詞も獲得してた。
二戦目くらいでいきなりこれに適応してた信、すげぇな……。こちとらもう10年くらい伍長やってたけど、全くもってこれまでのやり方が通用しないんですけども……。まず徒歩じゃなくて馬に乗ってるからメンバー1人1人の状況は細かく把握できないし、それでも私が決めなきゃ隊が動く方向も決まらんからみんなウロウロしてるし、なんなら別の隊から再編成された伍なんて何が得意なのかもわからんし、けど戦況を知らせる伝令はどんどこ飛んでくるし、と、とりあえずうちの隊も前に進まなきゃいけないんじゃね……?? す、すすめぇ……!(よそんちの隊の様子をちらちら伺いながら)
新米百人将として絶賛きょどきょどしております。

あれやね。王毅将軍が歩兵の信を馬にのっけて「見よ、これが大将軍の見る風景だ」とかやってたけど、あれ、意外と有効なやつやね。少なくとも、その風景を見せておく(=目線や景色が全然違えぞ、ってことを思い知らせておく)ってのは。私なぞ馬に乗ることすら、半分以上他人事と思ってたから、隙あらば馬から降りて先頭を歩こうとして怒られてます、なう。


と、いうことで!!!
毎月ニヤニヤまとめていた一人飲みなんぞ全くできておりませんですよぴえん。公式行事以外で飲みに行きてぇ……!


……とりあえず1年だ。
1年乗り切った暁には、クソデカご褒美を盛大に自分に賜ってやる。

クソデカが何になるのか、現時点ではさっぱり不明だが(特にほしいものが今は思いつかん)、「クソデカ」という言葉に恥じぬ、かつここで宣言したからには自他ともに認める超素敵なご褒美を用意するのだ。それだけが楽しみだ。


と愚痴ってはいるものの、お仕事自体が嫌いなタイプではないので、それはそれなりに前向きにとらえています。

伍長として会社人生を終わる可能性だって、結構な確率であったわけだしね。現状、右往左往しかしてないとはいえ、強制的に目線や考え方を変えなきゃいけないというのは、長年伍長をやってて少々飽きもきていた仕事に対して、やはり新鮮だしモノの見え方も変わってくるだろう。そして、その自身の変革にうまく適応できなければ、まあ数年でさっさと首を切られて伍長か歩兵に戻るだろう(実例も多数あり)。それはそれで私の能力限界はそこだったってことで、それはそれでよい経験(思い知らされ)でもある。


必死であることが約束された1年間。
待ってろ、私のクソデカご褒美(未定)