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京都クラフトビールマラニック

5月半ばからぴりっぴりしてた大仕事が終わったぞーーーー!!
(ピリピリしてた甲斐あって(?)想定以上の結果がついてきたので余は満足じゃ)

ということで、あまり記録活動をサボらず、楽しかった出来事はできるだけ残していきましょうね。
後で自分がにまにまできて楽しいからね。


さて。
2月頃にメドックマラソンに興味を示した婦人を集めて決起集会を開催した結果、なんとなく全員のスケジュール的に「今年ではないかなー」というを総意に到達したものの、「とはいえ(来たる日に向けて)酒を飲んで走る練習はしておくべきじゃね??(むしろやりたい)という合意を得て開催された京都クラフトビールマラニックでございます。

常日頃、走っている最中にビール一杯くらいは飲んだところで(むしろ)セブンイレブンいい気分でジョグできるよなぁ、という自覚はあったものの、「ちょいちょい飲みながら走る」ってのははじめてで、どの程度が最適解(距離と時間と杯数)わからんな……と思ったので、手堅く「前半にそこそこビールが美味くなる程度に走っておき、後半はなんなら徒歩で移動もOK」というコースを組んでみたところ、2杯飲んだら徒歩がいい!って感じになったので、次回もそんな感じにしようと思います。押忍。


出発前に、この日のために温存していた我がお衣装(ビールねこT)をどうぞ!!!

かわよ〜♡(Tシャツが)



当日は京都駅に10時に集合。
「京都タワー側のポルタ(地下街)入り口集合!」と鼻息荒く指定したものの、(私は中央口のでっかいポルタ入り口しか想定していなかったのだが)ありとあらゆるところにポルタ入り口が点在し、まったく集合場所の体をなしていなかったことは深くお詫び申し上げます……。京都駅、どこを集合場所にするのが一番わかりやすいのかね。謎。

なんとかんとか無事に合流し、浴衣でそぞろ歩くオサレ若者の集団を尻目に、短パン姿の婦人たちは一路、東へ。

智積院のアジサイが見ごろだよ、と信頼のMKタクシーが教えてくれたので、まずは優雅にアジサイ鑑賞をば(スタートから約2km)。

本堂の奥に盛り盛りに咲いててよかったです。拝観無料ゾーンなのでお得。
オーソドックスな形のアジサイたちが美しい
今年はアジサイランができそうにないので見れてよかった~


からの、後半でフード持ち込み可のタップルームを予定しているので、つまみ用のパンを調達しに、平安神宮方面へ(スタートから約6km)。
前半なので比較的まじめに走っております。

ブラウニーブレッドベーグルズ!!(醤油餅ベーグルと、アップルシナモンが激ウマでした)


そこから西に移動した烏丸御池周辺で念願の第1給水(スタートから約9km)。
新風館にあるDIG THE LINE BOTTLE & BAR
醸造所併設ではないですが、京都の醸造所や国外の醸造所のタップが8種類くらいと、おしゃれな缶ビールもたくさん。
オープンエアのテーブルと椅子があって、汗だくランナーに優しい環境でした。

今回訪れた中で一番オシャレ感高い店がまえ。隣の餃子屋も超おすすめしいらしいので今度絶対行く。餃ビーからのゆったりクラフトビール……やりたすぎる……。
京都醸造の「あやなす」。柚子の風味の中に、山椒がきりっと効いていて、乾いた喉に染み入りました。

確かここでは4人全員が「あやなす」@京都醸造を選んでいて、満場一致で「うまーーーい!!」という感想(まあ、一杯目補正も大いにあるかもですが)


そこから、1kmほど歩いて(もはや走らない)向かった先は、京都嵐山ブルワリー 三条醸造所。名前からして嵐山が本拠地なのかな?と思っていたのですが、こちらの三条醸造所が先にできて、嵐山は開店準備中だそうです。2023年10月にオープンした新しい醸造所。店員さんも軒並みお若くて、けど汗だくの妙齢婦人たちにもとても親切で活気のある雰囲気でした。(ところで、「三条醸造所」って声に出して読みたくない日本語だよね……どうやっても、さんじょーじょーじょーじょー、になる)

店外に席はないけど、がっつり扉が開いているので汗だくでも入りやすいです(←重要ポイント)
私が選んだのは「古今嵯峨米セゾン」。おだやかな酸味でするする飲める危険ビール。
ここではみんな、いろんな銘柄を選んでいたので並べると映えますな。


さて、ここまででもう予定の10kmには到達してるし、次の目的地(西陣エリア)は4kmほど離れているけどどうしますか?(京阪でワープする手もある)と相談してみたところ、「走るのは面倒だが、次のビールを美味くするために歩いて移動したらいいのでは??」という全会一致を得たので、4km歩いて移動することに。この小一時間のウォーキングをものともしないランナーの機動性、いいね……!(ビールは確実に美味くなるしね!)。

あと、電車でワープしないってことは寄り道し放題なんですよね。

以前からずーっと行きたかったけど、場所的になかなか訪れる機会がなかった村上開進堂。

京都最古の洋菓子店で、人気のクッキー缶は現在、予約してから1~2年待ち……ぴえん。

クッキー缶は無理なので、ロシアケーキをはじめとする焼き菓子を購入。素朴な味でおいしかったです。


御所の西側にある護王神社にも立ち寄りました。
イノシシに助けられた和気清麻呂の足の怪我が治ったので、足腰にご利益がある神様だそうです。境内にもイノシシがあちこちにいる。

我々ランナーは足(腰)にトラブルをかかえがちなので参っておかねば!
水無月なので茅の輪も設置されてました。もちろん喜んでくぐる。


なんやかんやで4kmの道のりをまったく飽きることなくくっちゃべりながら西陣に到着。
ちょうど予約をしていた14時になったのでスケジュール管理も完璧ではないですか!(偶然の産物)

今回、個人的に一番訪れてみたかった西陣麦酒
コロナ禍でしばらくタップルームは閉じられていましたが、昨年7月に移転・オープンされました。地域密着かつ社会貢献も強く意識した醸造所なので、ぜひこちらもご参照を。

移転後は町家を改装して醸造所兼タップルームになってます。中に入るとものすごく天井が高くてびっくり。
ぴかぴかのタンクも見れてうれしい

1杯目は「銀蘭のオリゼ」(佐々木酒造の米麹を使用、だったかな?)、2杯目は定番の「柚子無碍」
柚子無碍がゆずの香りと、柑橘系の苦みがマッチしていてものすごくおいしかったなぁ。

これまで一店舗1杯ずつだったのにここにきて各自2杯飲み出すの件。
基本は立ち飲みのお店ですが、予約をしておいたら、奥の方の居心地のいいテーブル席に通してもらえて、持ち込んだパンやおつまみも食べれて、めちゃくちゃまったりしてしまいました(これまでわりとサクサク進んでいたのに、ここで1.5時間滞在w)。居心地よかった~。


マラニック的ラストは、西陣麦酒から歩いて約1kmのウッドミルブルワリ―。土日のみ、タップルームとして営業している醸造所です。

閑静な町中に突然現れる醸造所
工場の手前に広々と机と椅子を設置してくれているので、汗だくランナーに最適(冬場は寒いかも)
ここまで柑橘すっきり系のビールが続いていたので、以前飲んでおいしかった「和らぎIPA」をチョイス。

ちょっとしたおつまみも取り扱っていて、お店の方もとても愛想よくて、個人的にとてもお気に入りのタップルームです。
ここまでで、スモールサイズのビールを5杯、計15kmほどのマラニック(ウォーキング込)でした。


ウッドミルから200mほどのところに銭湯があるのでそちらで汗を流した後は、今出川から地下鉄で烏丸まで移動して、打ち上げももちろんクラフトビールだYO!

もうこの辺になってくるといい加減ほろ酔いいい気分で、ほとんどお店の写真がないYO!

打ち上げ会場は、一乗寺ブルワリーの直営店であるBEER PUB ICHI-YAです。
ここは一人で入りやすいし、食べ物もおいしいし、駅にも近いので個人的に京都にきたらしょっちゅう立ち寄るお店。あと、けっこう直前でもネット予約できるので人数多くても便利(この日は訪問の45分前に予約したのにしっかり広い席を用意してくれていた)。
フードはおでんのポテサラがてんこ盛りで激ウマです。

飲み比べのボリュームが思ったよりしっかりあってびっくりした(これはお得)

伊勢角麦酒の「おひさまエール」がホップの香りが超華やかかつ味もおいしい、と全婦人に大人気。ここまで西陣麦酒の「柚子無碍」と京都醸造の「あやなす」がトップを争っていたのに、あっさり首位を塗り替える勢いでした。
(スプリングバレーの緑缶が「おひさまエール」に似ている味らしいので手軽に楽しみたい方はぜひ)


最初から最後までめちゃくちゃ楽しいマラニックでした!

怒涛の乾杯5店舗分


お付き合いいただきありがとうございました!
また次回もぜひぜひ。


コース(全15km) ★はビールポイント
JR京都駅 → 智積院 → ブラウニーブレッド&ベーグルズ → ★DIG THE LINE BOTTLE & BAR  → ★京都嵐山ブルワリー 三条醸造所 →  村上開進堂 → 護王神社 → ★西陣麦酒 → ★ウッドミルブルワリー → 御三軒湯   →(電車移動)→ ★BEER PUB ICHI-YA