宝塚ハーフマラソン2023(10マイル)
宝塚ハーフマラソン、という名の10マイルを走ってきました。
コロナ自粛を経て、4年ぶりの開催。
今は異動してしまいましたが、元々、職場が近かったので、会社の有志勢と毎年参加していたのですが、2019年は風邪をひいてDNSだったので、個人的には実に5年ぶりの参加。
とはいえ、今年は武庫川の河口付近(甲子園近く)が工事をしているとのことで、ハーフマラソンが10マイル(16km)に短縮されて開催されました。(宝塚が西宮市と喧嘩してハーフの距離取れなくなったんじゃなくてよかったw)
結果はこちら。
ネット:1:16:23(グロス:1:16:39)
ラップ:
446 - 434 - 438 - 438 - 441 - 442 - 442 - 445
451 - 450 - 453 - 450 - 450 - 451 - 452 - 448 - 438(0.05km)
ave. 445
コースは宝塚歌劇場の横をスタートして、1kmちょいは市街地を走りますが、その後、武庫川河川敷に突入したら河川敷から出ることは一生ありません。ゴールも河川敷の公園。宝塚ハーフ、という名を冠しているが、実質、武庫川河川敷マラソン、と呼称するのが適しているのではないか、という疑念は毎回うっすら抱くのですが、いやいや、歌劇場の前をスタートできるのでこれは宝塚マラソンだ!(既成年の主張)(というか、スタートゴールを同じ公園にすれば会場設営も荷物管理もめちゃくちゃ楽だろうのに、わざわざ2kmほど離れた場所にスタート地点を設定してるのは「これは武庫川河川敷マラソンでなく、断固として宝塚マラソンである!」という宝塚市の気合を感じる)(ちなみに、同じく武庫川河川敷をウロウロする西宮市側のマラソンは、「にしのみや武庫川マラソン」で、こちらは一歩たりとも武庫川河川敷から出ないw)
さて、この武庫川河川敷。
実は1/3以上が未舗装路(土か草)で、流行りのカーボンシューズが全く反発しません。うう……ヴェイパー殺し……(泣)
5年前に参加してた頃は、まだ(シューズの)薄さは速さだ、みたいな時代だったので、むしろ足裏にやさしい土コースやっほい、と思ってたんですけど、隔世の感がありますね。自転車用の舗装路を横目に、未舗装路を走るのはなかなかの精神修行ですし、いずれにせよ、雨ならまぁまぁ悲惨なコースです。
今年は風もなく、気温も走っていて汗ばむ程度でちょうどよく、かなりよいコンディションでした。個人的には、今シーズン入ってから、はじめての暑すぎないレースで大変楽しかったです。
ハーフでもない16km、ということで、モチベーションのもっていきどころが多少迷子でしたが、速めのペース走の位置づけで一生懸命走るとして、目標は、
松:1:14:40(平均 4'40/km)以内
竹:1:16:00(平均 4'45/km)以内
梅:1:17:20(平均 4'50/km)以内
喝!(ご褒ビール没収の刑):1:20:00(平均 5'00/km)越え
で設定していましたが、竹にちょい届かず、の可もなく不可もない結果。
今の体感的に、4'40/kmで巡行できる実力はないので、こんなもんだろうな、という納得の結果でした。うーん……でも16kmなら、4'45/kmは切りたかったかなぁ……。
次は年明けの高槻ハーフ。
たぶん、また4'45/km前後で浮遊しそうだけど、1時間40分切を目指して頑張るぞ、と。
以下、写真中心にざっくり覚え書き。
最寄り駅7時半過ぎの電車にのって、8時半過ぎに久しぶりの宝塚駅に華麗に到着。JR宝塚駅のトイレはガラガラだったので快適。
更衣室テントは8時半過ぎだといっぱいなようで、女性用は数人の待ちが発生していました。私は着ているものを脱ぐだけだったので、河川敷の階段で準備。晴れていたらこれでいけど、雨だったら大変だなぁ。トイレは女性・男性別で、女性用だけで18基もあったので、スタートブロックに移動した9時半までは、ほぼ並ばず使えました。ありがたい。(男性用はそこそこの行列っぷり)
開催日はだいたいクリスマス付近(今年は12/24のクリスマスイブ)なので、毎年、サンタコスランナーが山のようにいて楽しいです。
なお、今回は10マイルといつもより短かったので、折り返して3kmほどいくと、クォーターのランナーに追いつくのですが、そこからゴールまでは、前方の目につくサンタ(トナカイ含む)を無差別にを目標にして追いかけ、抜く際に「メリークリスマス!!!」と騒ぎながら通過する(サンタ達ももちろんノリノリで返してくれるw)、という遊びをやっていたところ、しんどいとこで気分転換になってがんばれるし、サンタは10人以上捕獲できてほっくほくだし、めちゃくちゃ楽しかったのですが、さすがに私程度の速度だと、ハーフ折り返しから追いつくのは(サンタの)取れ高が悪すぎるので、今年限定のお楽しみだったな……。
晴れててそこまで寒くないし、タイツ脱いでもいいかな、と思ったのですが、待機列が歌劇場の横の日陰(Dブロック以降は日差しあり)で、例年めちゃくちゃ冷えるので、着用のままにしました。結果、走り出すと全くいらないけど、やっぱり待機列はだいぶ寒くて体が固まってしまった(気温6℃)し、一緒に参加していた会社の人の前に太もも放り出すのもな……と思ったので、よほどのことがない限り来年以降も着用しておこうと思います(着圧ゼロのユニクロエアリズムタイツなので、走る邪魔にはならんし)。
その他の装備品は、アームカバーと手袋。今回はどちらも5km地点ではずしてポケットへ(ブロック内やスタート直後にゴミ箱はなさそうなので、100均カッパやごみ袋は着ず、これ以上寒ければポケットにINできるウィンドブレーカーで乗り切る予定)。往路は太陽に向かうのでサングラスは必須。
9時半ちょいすぎにブロック入りし、Bブロック前方からスタート。スタートロスは16秒。Bブロックはかなり走力に幅があるようで、スタート直後は詰まり気味。早めに並んだ方が吉。今回、事前情報になかったペーサーがいたのでびっくりした(10分刻みかな)。
コースは河川敷に入るまでは橋があったり、急カーブがあったり、下りがあったりでわりと走りにくい。河川敷に入ると基本フラットで気持ちよく走れるが、冒頭で書いたように未舗装路はスピード出しにくい。あと、折り返しランナーが来ると、かなり道幅が狭くなる箇所があるので左側に進路を取った方が安全。トイレは1~3kmごとにあるが、河川敷の上にあってコースアウトして急斜面を上る必要があるので時間・体力両方のロス大きく注意。
折り返しコースなので、後半はずっと人とすれ違うか(肋骨が完治したらしき宝塚市民が爆走されてました)、10マイル場合はクォーターに追いつくので、人がいた方がうれしい私的には、河川敷とはいえ満足度は高いのです。
ゴール後は逆瀬川駅まで歩いて、事前に目をつけておいた蕎麦屋(そば処三佳)へ。しっかりしたお出汁で、心底あったまりました。おいしかったー。
人気店なようで、運よく我々はすんなり入れましたが、その後、ずーっと行列ができていたので来年も行けるかは不明。
なんだかんだで、きっとまた来年も走る気がします。
ハーフ復活するといいな。