ドラクエ5に恋をして

子どもの寝かしつけをしていたら、ふとドラゴンクエストの旋律が頭に流れてきた。子どもが日中に、以前(結構前)に録画していたテレビ番組を見ていたのだが、その途中にドラクエウォークのCMがあって、そこで千鳥の大悟が「序曲」を歌っていたのが頭の片隅に残っていたのだと思う。

寝かしつけが終わり、リビングに帰ってきたら、NHK交響楽団のドラクエ5の演奏が無性に聴きたくなる。自分が子どもの頃、CDなのに擦り切れるんじゃないかと思ったほど何度も聴いたCDだ。

久々に聴いてみると、やっぱりいい。すごくいい。

昔より各曲が心に沁みて感じるのは、自分が歳をとったからか。はたまた、思い出補正がかかっているからか。

いや、そうでもないであろう。ドラクエ5は実に名曲が多い。私は特に、結婚前夜の「愛の旋律」が最強に好きである。他の曲も全部好きである。そしてこのCD、N響の演奏も素晴らしい。

自分の音楽人生の原点である。
ちなみに、ゲームも5が一番好きである。

日中散歩をしていたら、妻から「木造住宅の耐用年数って20年くらいなんでしょ?」と言われる。知らなかったけれど、確かに祖父母の家もそれくらいからガタが来ていた気がする。

今住んでいる家は、去年住み始めた木造建築である。耐用年数が来る頃には私は還暦近くなっている。

「あと20年かぁ…」

なんか、人生って短いなと思った。その頃には自分は何をしていて、何を考えているのだろうか。誕生日が近づき、センチメンタルになっている。そういえば、ドラクエ5も来年で発売から20年経つのか…

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