vol.2 いちごとソフトキャンディとアイスクリームケーキの話
※2023年1月10日に更新。
(一度誤って削除したので再掲)
一年越しの更新。
下書きは色々していたけどそれらは眠らせておくとして。
形式を固めすぎず、更新を再開したい。したい…(あくまでも願望)
一人っ子だったけど、たいして甘やかされず、割と厳しく育てられたと思う。
少なくとも「あれ買って」「これ買って」になびく親ではなかった。
ファミレス側の大人が意図するように、例に漏れずファミレスのレジ横のお菓子がキラキラして見える子供だった。
別に、スーパーでも買えるのに、なぜかとても魅力的に見えるお菓子たち。
大人になってからはむしろレジに出すのが気恥ずかしくて、ずっとその夢を叶えていなかったけど、今日ついにレジ横のソフトキャンディをデニーズで買いました。嬉しい。
大人の小梅ソフトキャンディ、食べるの楽しみ。
年末にはスーパーでいちごと練乳を買って、親が側にいたら絶対怒られる!と思うような量の練乳をだばっだば掛けていちごを食べました。
いちごは練乳を食べるために存在するんだな〜〜と噛み締めた。
親と暮らしていた時はそもそも家に練乳がなくて、いちごに練乳を掛ける習慣がなかった。(たぶん憧れはあった)
高校生になって祖父母と暮らすようになってからは、家に練乳があるようになったが、親の目もあるので大量に掛けまくることはできなかった。
そんな子供らしい記憶をたぐりよせながら、赤より白が勝つくらいだばっだばにした。
どちらも、こそばゆさもあり、童心に帰るような感覚もあり、背徳感もあり。
普段生活をしていてなかなか感じられない感情になるのが嬉しい。
そして、こういうささやかな欲望に、自分が時に苦しみながら得た収入を注げることに、大人って自由で最高だなあと思う。
ささやかな欲望、思い出した時に書き留めないと忘れてしまうので、また見つけたらじゃんじゃん叶えていきたい所存。
ちなみに、31のアイスクリームケーキを飽きるまで食べる、はすでに高校生の段階でギブでした。
甘いもの沢山食べる系は、もう自分では叶えられない気がする。
そんなことを、この前ぴっかぴかの大学一年生と話して思い出したのも、また嬉しかったな。
大学一年生、まだ近い存在な気もするけど、もう9つも下だと気がついて、会社員になってからの時の流れる速さに驚きを隠せない27歳でした。
おしまい
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