見出し画像

初めてファーマーズスモック買いました。

この間の日曜日ファーマーズスモックを買いました。ユーロと言ってもほとんどフランスなのですが、そのフランスの古い服が好きになったのは確か去年の7月頃。昔のフランスの服ってとっても大切にされていたんです。私は1930〜40年くらいの服が好きなのですが、昔の人は自分の仕事着が日常着みたいな感じでした。農家さんは農家の服をずっと着る。炭鉱夫もカバーオールとワークパンツ1日着ているみたいな。そんなふうにずっときていると当然破れたりするのですがそれをちゃんと手縫いの糸で直してまた着ていくんです。なんだかそんな可愛らしい素朴な雰囲気がとっても素敵です。私は今までブルーのワークしかほとんど着ていませんでした。(良いフェードのモールスキンパンツやドイツのストライプ模様のフィッシャーマンシャツ、サロペットとか。)青ってとっても好きです。昔小学生の頃着ていた服がいつも青でした。そういうところになんだか繋がりを感じたりもしていました。そんなブルーのワークを着ていて半年くらい経ってこの間カフェで奥さんとお茶をしていると、奥さんが「muu vintage 20%セール今日で最終日なんだって〜」と。数ヶ月前その古着屋にあるファーマーズスモックを試着したのですが、なんとも似合わず断念したことがありました。サイズは大きくてメンズ用のファーマーズスモックだったのですが、あの丈の長い感じがフェミニン感を醸し出してしまいどう頑張っても着れないなあ。と思っていました。ですが、セールだしもう一度着てみるかーという感じでmuuに行きました。そして早速お目当てのファーマーズスモックを。値段は19,000円くらいの20%offなので15,000程。まあファーマーズスモックの相場で言えば状態良くてサイズ良いものであれば少し安いくらいの価格。そして、着てみたのですが、意外に以前着た時程、悪くない印象でした。悪くなかった理由としては2つあるように感じました。1つ目は髪の毛が伸びたこと。以前着用した時はマッシュウルフのような髪型でまるでヌーディーな雰囲気はなかったのですが、今は後ろが全体的に伸び、ボブのような見た目になってきています。おそらくそこの髪型による雰囲気の変化が大きかったのだと思います。フランスの服はチャーチとかスモックとかなんでもそうですが、古い繊細な雰囲気が全面に出てくるのでその人の雰囲気も服が似合うかどうかに大きく影響してきます。それを思うと下北沢のmelのオーナーも髪が長く、そういう雰囲気にハマる髪型に自然となっていったのかなあと思います。2つ目は形に慣れてきたのが大きいように感じます。私はドイツのフィッシャーマンシャツ(ストライプ柄のグランペールシャツくらいの長さがあるやつ)を好きでよく着ているのですがよくよく考えるとファーマーズスモックも似たような形でした。だんだんとその長い形が許容されてきたんだと思います。きっとこれからも好きなものを追い続けていると少しずつ感性が変わってきて前はあまりだったけど今は好きみたいなことが起きてくるんだと思います。そしてそれらのような変化があるからこそまた1つ考えが深くなったと感じれるんです。これからも楽しみですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?