闘争心を持って試合に臨むということについて

昨日久しぶりにバスケの試合がありました。セッティングされたコート、アマチュアだけどレフェリーがいて緊張感がある中で試合ができるのはやっぱり普段のバスケでは感じられない「雰囲気」があります。チームの人もやっぱりスイッチ入り気味。もちろん私もですが。昔から試合前は集中しろ。と言われたものです。でないと足を救われるぞと。でも確かにそれはとてもわかるのでいつからか試合になると勝手に試合モードに入るようになっていました。あの怖いくらいの話しかけんなオーラで笑いすらも許さないような空気感。試合ではそのモードで臨むのが当たり前。ですが、私は試合本番になるとどうもシュートが練習のようには入りません。昨日気がついたのはおそらく気合を入れすぎて逆に力みすぎているのではないかと思いました。意識が先に向きすぎて、自分の吹き出すエネルギーを抑えようということに必死になっている。試合になればそのエネルギーを相手に注ぐことに集中しすぎて視野が狭くなってしまう。集中するのは大事ですが、そのエネルギーを思いっきり放出させてしまってはなかなかいいプレーはできないものです。むしろ大事なのはリラックスすること。力を抜いて冷静にコントロールすることだと思います。その方が無駄な力が入らなくてシュートだってよく入ります。そんな当然なことに学生時代は気が付かず、試合になるとシュートが入らなくなることを監督に言われよく落ち込んでいました。そんな感情のコントロールができるのも大事なスキル。本番で力を引き出すには心のトレーニングの方が重要なんだと気が付かされました。

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