雨の中のストリートバスケで気がついたこと

私は学生の頃はずっとバスケをやっていたけど、ここ数年は結婚したり、コロナがあったりなど色々とあったのでバスケからはなんとなく距離を置く生活を送っていました。だけど最近会社のバスケの小さな大会をきっかけにバスケを時々やる生活に戻ってきている。でもバスケのやり方は以前とは大きく違っている。昔はほとんど体育館でしかやらなかったし、地元のクラブチームなんかと一緒にやっていた。体育館で毎週試合ができることは当たり前だと思っていたけど、その環境を抜け出せばそれらは当たり前ではなく結構恵まれている環境だということにも気がつく。最近私がバスケをやるとなったらほとんどストリートの外でのバスケだ。当然ゴールなんてない。むしろただ外でドリブルをつくくらい。でもそれだけでも意外に楽しかったりする。今までハンドリングなんてほぼ練習しなかっだけど自分の下手さを再確認しつつ思いっきりドリブルを練習できるのはなんだか楽しい。誰にも笑われない、周りの目なんか気にしなくていい。本当に自分の好きなように練習できる。ボールは室内で使い込まれた革のボールを使っているけど表面が毛羽立ち、外で使うと物凄く滑る。雨が降った日にはその毛羽立ちが水を吸い、さらに滑る。でもその劣悪な扱いにくいボールでドリブルをすると単純にコントロール能力が磨かれていく感じがするし、外で慣れていると室内のボールがめちゃくちゃ扱いやすくなったりする。いい環境ばかりで練習しているとなかなかそう言った悪い環境でやる良さっていうのには気がつけないから外で愚直にがむしゃらになってやれるのはとてもいいこと。外でやっている人がなんか上手だったりするのはそういったところも関係ある感じがする。いい環境じゃないとやれないなんて言い訳だし、悪い環境だって捉え方次第では素晴らしい練習ができるんだ。でもやっぱりバスケはやると楽しいなと思う。いい気分転換になるんだ。

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