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柏柳明子先生の俳句講座

俳句を始めて、一年経ちました。

Youtubeや俳句アプリから始め、
今は本や句集、オンライン句会などで
試行錯誤しながら学んでいます。

でも、なんだか停滞しているような…🤔

さらに一歩進む手がかりが欲しく、
柏柳明子先生の「俳句入門講座」に
参加してみることにしました。

初めての句集を買って以来、
大ファンの先生が教えてくださる講座✨

まるで芸能人に
お会いするような気持ちでした😁

全三回 x 各一時間半。

初日は座学で、
既に知っていることもありましたが
それでも学びがありました。

二回目、三回目は、出されたお題で詠み、
先生の添削・評価をいただきます。

私が提出した二句の紹介と
いただいた評価をご紹介します。

どなたかの学びとなれば幸いです😊


お題: 若葉(夏の季語)または傍題

わかば風太極拳の流るる手 香田ちり

  • 省略が効いている(手がクローズアップされて全身を見せられる)

  • 動きが明確で、場所の状況が分かる

  • あ音で作られている

  • 太極拳が漢字で重いので、わかばをひらがなにしている

  • 風と流れるが近いので、違う季語にするとより良い

いつも季語から考えると
近い感じになってしまうのが悩み。

そのことをご相談すると、
イメージの広がりが足りないとのこと。

連想ゲームのように
言葉のアイデアをもっと出すと
これが解決できるそうです。

とても勉強になりました😃✨

そして、こちらの句は
この日のベスト5の一つに
選んでいただきました💕


お題: 「橋」を詠み込む

渋滞の橋にチョロQ夏座敷 香田ちり

  • 意外性が面白い

  • 内外問題がある=作者がどこにいるのか分からない

  • 語順の問題(先生のご提案:夏座敷渋滞の橋にチョロQも)

先生の解釈は私が思っていたのと
全く違っていました。

それも楽しく聞いていましたが、
そうも言っていられないようです😅

これは根本的に
考え直す必要があるということ。

なるほど。

それが分かっただけでも良かったです。

ご意見を元に、もう一度
じっくり考えてみようと思います。

他の皆さんの句は
同じ「橋」を使っていると思えないほど
すごく素敵な句がたくさんありました。

それも良い学びとなりました✨


今回の講座を受け、
取り組むべき自分の課題が
見えてきました。

今年の課題として
以下のことに意識しようと思います。

  1. リズムを大事にする

  2. 詠むだけでなく、読むも半々くらいに強化する

  3. 作句に悩むのは30分まで

  4. 省略をより意識して句の広がりをつくる

  5. もっと言葉の連想をする

  6. 語順を意識

本や他の先生もおっしゃっている
当たり前のことが疎かになっていました。

改めて課題として分かって良かったです😊

先生や他の皆さんのおかげで
とても意味のある楽しい講座でした。

お尋ねしたいことはまだまだあり、
もう少し家が近ければ、また受けたかったですね。

お近くの方や新しい学びが欲しい方には
すごくオススメです。

次回の講座募集が開始しましたら、
川崎市生涯学習財団の「俳句入門講座」
ご応募してみてはいかがでしょうか。


最後に、
先生から受講者への挨拶句を
いただきました。

掲載許可をいただきましたので、
ご紹介します。

あぢさゐの伊勢橋渡り詩の国へ 柏柳明子

こちらの句は
来る途中で作られたとのこと。

さすが先生です!

旧かなの紫陽花だけでも
しびれました😆

この俳句教室を「詩の国」
と表現されたのも素敵です🥰

とても嬉しかったので、
挨拶句へのお返事句を勝手に作りました😉

初心者の意味不明な句かもしれませんが
たくさんの学びに感謝したかったのです。

益々のご発展をお祈り申し上げます。

紫陽花や詩の国のなお明々と 香田ちり

Photo by Gaetano Cessati on Unsplash

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