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れいさんの記事

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Chill-ding(チャイルディング)のれいさんが書いた記事です。
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記事一覧

大人が困る子は、実は「困っている子」

本日は、前回の記事の後編となっています。 まだ読んでいない方は、そちらから読むことをおすすめします↓↓ 困った子は、困っている子。 これが、余裕の無くなっていた私を大きく変えた言葉でした。 見方を変える すぐに、Aさんを困った子として見るのをやめました。 そして、Aさんが困っていることを考えるようにしました。 すると、「何でこんなことするの!」と困っていたことが、実はAさんにとって「困っている」サインだと分かるようになってきたんです。 例えば・・・ Aさんの大

「欠席」と聞いてホッとしてしまう担任の先生へ

本日は、子どもと向き合う仕事をされている方で、苦しい局面を迎えている方に向けた記事です。私の経験を共有したいと思います。 自分が担任している学級のAさんがお休みになった時、こんな風に思ったことがあります。 「今日はAさん休みかぁ、ホッ…」 子どもが休んで安心してしまったのです。 これは、自分の学級が荒れていた頃の話です。 毎日トラブルを起こして、毎日指導をしていたAさん。Aさんに気を取られて、学級の細かい所に気が回らず、気付けば学級全体が嫌な雰囲気になっていました

子どもを盛り上げたいなら、先生の○○を見せる!

こんにちは、れいさんです。 本日は、主に先生に向けた記事になります。 行事の多いこの時期、こんなことありませんか? 先生 「みんな、作品展まであと2週間だよ。素敵な作品に仕上げようね!」 子ども 「シーン…」 「(空気を読んで)…頑張るぞー」 「もう十分だよ」 ええーーー!!!みんな、いいの!? …はい。いつものように私の体験談です。 行事が迫ってきているのに、なんだか盛り上がっているのは先生(自分)だけ。せっかくだから子ども達にも盛り上がってほしいのに。 という

【若手教員の悩み】やらなくていい!と言う指導は、アリなのか?

こんにちは、元教員のれいさんです。 自転車をこいでいると、運動会の練習をしている学校をよく見かけます。いよいよ、行事のピークが近づいているなと感じるこの頃です。 それに合わせて子どもも大人も非常にピリピリした日々を過ごしているんじゃないかと想像しています…。私もこの記事で書いたことを思い出します。 さて、運動会の練習の時(あるいは日常の指導場面でも)、こんなことを言うことはありませんか? 「やりたくないなら、やらなくていい!」 イメージは、部活の監督が部員に対して「

教員をやっていて泣きたくなった瞬間ベスト3~秋の多忙編~

こんにちは、元・小学校教員のれいさんです。 前回に引き続き、教員をやっていて泣きたくなった瞬間シリーズを紹介したいと思います。秋は、子どもだけでなく大人(先生)も疲れる時期です。 その理由は、学校行事がたくさんあるから…笑 というわけで本日は、教員をやっていて(忙しすぎて)泣きたくなった瞬間ベスト3を紹介しようと思います。経験年数の少ない若手の教員の皆様、これからこんな忙しさが待っていると覚悟をしておきましょう! 第3位:忙しくても授業準備はしっかりと… 秋は、運動会の

教員をやっていて泣きたくなった瞬間ベスト3~指導編~

こんにちは、元・小学校教員のれいさんです。 9月から12月の間は、子どもたちのモチベーションを保つのが難しい時期になっています。…って同業者の方は、ご存じの方も多いですよね? その理由は、ざっと以下のようなことが挙げられます。 ・ 学校行事がたくさんあり、やること盛りだくさんすぎて疲弊するから。 ・ 大きな行事が終わったら、1月までイベントが無いから。 ・ 学習で苦手なところがあり、授業に益々ついていけなくなるから。 ・ 学級の人間関係に慣れ、ルールが曖昧になってくるか

イライラしてるなあって時にできること~大人も子供もアンガーマネジメント~

こんにちは、Chill-dingのれいさんです。 9月1日から学校が始まり、久しぶりの生活リズムに大人も子供も疲れを感じていませんか?私も幼稚園の仕事が再開し、残暑で流れる汗を拭いながら、「もう少しだけ夏休み延ばして~…」と思っています。 子どもと関わる我々にとって、夏休み明けにはこんな方程式があります。 夏休み明け=不安定 その理由については、前回のやすしさんが説明しています。 不安定になると人間はイライラしやすくなります。 では、イライラしやすくなると、どうなるの

夏休みにお家でごろごろしながら、noteで研修を受けよう!

こんちには、Chill-dingのれいさんです。 …最初の挨拶で「ん?」と違和感を感じられたでしょうか? 気付いた方は、夏休みボケしてない方です。 夏休みに有給休暇をまとめて取る方が多い教員は、つい夏休みボケしがちです。 ま、それでいいんですけどね! 本日は、涼しいお家の中でごろごろしながら、noteで研修を受けてしまおうという記事になります。 夏休み明けの仕事でパワーアップできるように。 一つでも心にとまるものがあれば、幸いです。 1、GIGAスクール構想に関する

やばい!夏休みが半分終わっちゃった!と焦っている若手教員へ

こんにちは。元小学校教員のれいさんです。 世の中の小学校教員は、ようやく事務仕事や研修が落ち着いてくる頃ですね。それと同時に、「やばい!もう半分終わっちゃった!」と焦ってくる頃ではないでしょうか? え?なんで焦っているか?? だって、夏休みに入る前に立てた計画が全然進んでいないんだもーん!! ・・・ 本日は、私と同じように焦っている若手教員さんに向けた記事です。 (実際に小学校教員3年目までやっていた体験談です…) 焦り①二学期の準備をしようと思っていたけど・・・

低学年の子どもの夏休み、どうやって過ごせばいいの?

夏休みの絵画の宿題は、9月1日の朝まで徹夜してやっていました。 れいさんです。 本日は、低学年の子どもが夏休みをどのように過ごせばいいのかについて、お伝えします。 40日も時間をもて余しちゃう…。 たくさん遊ぶぞー。 この機会に算数の苦手を克服させたい! などなど、夏休みに対する考えは様々だと思います。 本記事では、小学校低学年の担任をしていた時の経験をもとに、夏休み明けにニコニコと登校していた子どもに共通していたことを紹介します。 1、思い出をつくる「この貝殻

教育現場で働いてきた自分が、よく聞くけどやめてほしいと思っている声掛け

教員経験6年のれいさんです。 本日は、私が働いてきた教育現場でよく聞く先生方の声掛けの中で、密かにやめてほしいと思っているものを紹介します。 やめてほしい理由は、その声掛けが子どもの成長を促さないで、ただ傷付けるだけのものになっているからです。そういった教師の声掛けを「教室マルトリートメント」と言います。 本日の内容を読んで、教育現場から知らぬ間にやっている教室マルトリートメントが無くなればいいなと思います。実は、教員になったばかりの頃、私もたくさん口にしてしまっていま

子どもがスッと行動するようになる、たった一つのポイントは?

こんにちは。小学校教員から転職して2か月。 勤務先の幼稚園で、目が合うと笑いかける子どもが増えてきて、とても嬉しい れいさん です。 本日は、大人の指示に対して、子どもがスッと行動するようになるポイントをお伝えします。たった一つのことを意識するだけで、子どもの行動が変わりますので、参考にしていただけると嬉しいです! 結論! その子に合ったレベル設定をすること です。 レベル設定というのは、難易度を調節するということです。 そもそも行動しない理由 教育をする時、指示を

多分一番シンプルな「教え方」講座

こんにちは、元教員のれいさんです。 突然ですが、誰かに「教える」機会って意外とありませんか? 友人と話していて… 「NHKの次の朝ドラ、ちむどんどんだって!」 「ちむどんどんって、どういう意味?」 「ちむどんどんの意味はーーー」 学生の頃… 「ねえねえ、この数学の問題、どうやって解いた?」 「えっと、この問題はねーーー」 社会人になってから… 「Aさん、新人さんに仕事教えておいて。」 「分かりました!」 本日は、元教員が考える 子どもへの「教え方」をお伝えします。

小学校に入学するまでにやっておくといいことは?

こんにちは。最近は幼稚園でも働いている、れいさんです。 4月の入学式が先月終わったというのに、なぜ今この記事を書くのか?と疑問に思われた方がいらっしゃると思います。理由を申しますと、1月頃から小学校に向けた準備をするよりも、進級して落ち着いてくるこの時期から少しずつ準備をする方が、小1プロブレム(子どもが落ち着かず、荒れること)を防げる確率が上がるからです。 なお、今回は小1プロブレムについて詳しく触れませんが、インターネット検索をしていただくと、様々な実践が見つかります