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型の有る・無し(『犬王』についての辛口感想)

犬王を見た。アニメーションへの感動3割、共感性羞恥7割で湯浅監督のファンでありながら演劇・音楽のオタク的にはかなりキツいと言わざるを得なかった…。 古典って、そんなに悪し様に言われるもの…?  (以下、犬王に対しての辛口感想です。結構否定的なのでお気をつけて。ネタバレもしてます。) やりたい事はわかるのだ。『持たざるものたち』が『古典からの反抗』『成り上がり』としての『ロックミュージカル』というのは音楽史的な側面を鑑みてもある程度自然な流れだろうと思うし、チョイスされた